相馬の考え

エルゴラでの野々村芳和による相馬直樹インタビューより抜粋。J1とJ2の違いについてですが、胸にしみます。

相馬「J1って格差が少ないんだよね。意識の中での格差も。明らかに相手が引いてくるってのが少ない。J1だと『ある程度力の差はあるでしょ』って思っても、少なくとも選手は確実に五分でやりたがるのね。サポーターも守ってばかりのサッカーじゃ怒るし。でも、J2だと相手チームの選手も監督もサポーターも引いてくる。そういう意味ではJ2ってのはすごく難しいよね。」
野々村「J2は目標が上しかないからね。とにかく勝ち点を拾っていかないと目標が達成できないからね。J1は2または3チームしか落ちない。そこにはまる可能性はかなり低いんだよね。だから、ある程度の時期まではやりたいことをやるんだよね。」
相馬「でも、ある程度までやりたいことやってるとはまっちゃうんだよね。そこはJ1でも割り切りの早いところが残留する。その割りきりを選手が納得できなくて、チームが守るっての言ってるのに、うまい選手は攻めに行ってそこに穴を作ってやられちゃう。」
野々村「個人でサッカーしてる選手がJ1の方に多いよね。組織としてどう戦うということを分かってない選手が多い」
相馬「チームとしてまとまってないケースがJ1の方が多い。(川崎Fでの)J2では明らかに相手が引いてくるんだよね。そうやって引いてくるチームを崩すのは、相当な力の差がないと簡単じゃない。普通に打ち合ったら5-0くらいの差があっても、引かれちゃったら1点取るのも簡単じゃない。」

昔、在籍した緑のチームのことを言ってるような相馬の発言ですね。へこむ。