勝彦、WJ退団

「今日で勝彦が退団することになった」長州は全身の力をふりしぼるように吐き出した。苦渋の上の決断だった。中嶋は「いろいろ悩んでいたので」と説明した。WJは今年に入ってからは、1ヶ月に1回ペースでしか興行をうっていない。一番、経験を積まなければいけないときに、試合ができないジレンマ。「お母さんに仕送りしたいんですけどね」と、ためいきを漏らしたこともあった。経済的な問題が根底にあったのは間違いない。
今後に関してはまだ白紙という。「とりあえず実家に戻って、空手をやりながらいろいろ考えてみます。ただ、プロレスは大すきなんで、いつかはプロレスに帰りたい」と中嶋はさびしげだ。
長州は「非常に残念。悔しいの一言。預かったときに約束したことが、この厳しい状況で果たせなくなっていた。もう名古屋に帰すしかないと決断した。勝彦に非はまったくない。もうこんな素材は出てこない。そう思うと非常に悔しい。自分の力が足りなかったことも含めて、すべてに悔しい」と、何度もつぶやいた。(東スポ

僕としては、北斗組に入って欲しいところ。いや、マジであの素材がもったいないし、彼みたいなのが夢をもてないプロレス界は本当に情けない.