今更、キャバクラ騒動

昨日のシンガポールとの試合は見ていません。だから思うが、日本代表って、内容と対戦相手を無視して、結果だけ見れば非常に面白いよね。これで2試合連続、ガケップチからの勝ち越し点ですよ。
週刊現代(遅ればせながら)の、コインブラとキャプテンの喧嘩の記事を読む。
簡単に説明すると、キャバクラ事件発覚後、協会の処分としては、事を大きくしないよう内部処分だけに留め、またコインブラには、むしろ選手がマスコミや女性にはめられたと伝える。そこで、コインブラは選手へのお咎め無しと伝えるが、後日になって、真相(選手がほかの客に迷惑かけたなど)を知る。そこで、コインブラは選手への追加処分を指示、しかしキャプテンがそれを止めようとし、大喧嘩。ということです。この記事で、オリンピック代表とA代表のキャバクラ組への処分の違いや、なぜ、コインブラが、ボケ老人のように(本当にボケてるけど)、あとになって怒り出したのかわかりました。
これでわかるのは、コインブラは裸の王様だということ。選手の情報も伝わってないし、処分という判断も協会側がとめようとするなど、監督としての権限も奪われようとしていること。
そして、なによりも問題が、協会側がコインブラに信頼を置いていないこと。
キャバクラ組への処分は、僕は処分を下した時期以外は正しいと思うし、最近のコインブラのした事で藤田投入と並んで、唯一、まあいいかなと思えることです。だが、なぜ協会が処分をとめようとしたかというと、結局、監督への信頼がないんでしょうね。ただでさえ駄目なチームなのに、選手が抜けたことへのダメージを恐れたのだろうなと思う。もし、キャバクラ事件がなければ久保を、シンガポール戦でも使ったと思われるが、よりによって何時もの海外組なわけです。そういうところでの、選手起用への不満があるんだろうなというのは感じる。
さらに言ってしまえば、キャプテンとコインブラは、もう仮面夫婦のような関係でしかないんだなということ。僕は、以前、今年末(コインブラは契約上は1年契約なため)にコインブラが協会から裏切られるように切られるんじゃないかと書きましたが、本当にそんな感じになってきたなあ。
でも、これだけは信じている。協会がコインブラを裏切っても、今コインブラ監督に怒っているファンは、選手そして、なによりもとして人間としてジーコを、結局許すんじゃないかなと。なんか、今コインブラを支持している人間の方が、後になって、采配がどうだったとかいいそうなんだよな。