新日、契約更改1日目

サイモン社長体制で初、経営母体も変わって初となる契約更改のトップバッターは、黒い総帥・蝶野だった。
サイモン社長、菅林直樹副社長らとの交渉の結果、蝶野は「若い経営陣には、まるで赤ん坊のような純粋さを感じたよ。金銭面でいえば、過去と比較したらテーブルを引っくり返したかったレベルだが、この苦しい状況の中、会社を立て直していこうという強い意志を感じた。今年は選手一本に絞り、シリーズにフル参戦することを目標としたい」
と残留の意思を固めた。
また昨年は、草間政一前社長の元「踏み台」宣告を受けた永田は一発サイン。
「言いたいことは言ったし、会社側の熱意、会社を大きくしていこうという具体的なプランを聞けた。やっぱり選手あっての会社だし、会社があっての選手だと思う。両輪で頑張っていかないとね。今年も明るく、前向きに」と決意を新たにしていた。
さらに昨年はバラエティー番組に多数出演し、独自の天然キャラクターを開花させた中西もあっさりとハンコを押した。「納得はしていない。年俸がアップするに越したことはないが、ないそでは振れないだろう。これだけ忙しかった年はなかったけど、今年も引き続き頑張るだけ」と厳しい表情を崩さなかった。会社が揺れる中、選手会長として会社と現場のパイプ役となった
飯塚高史も「まあボチボチと行ったところ。合意に達した」という。

蝶野、永田、中西、飯塚は、予想通り、あっさり契約。
天山もいれて、すっかりサラリーマンレスラー5強って感じになっちゃいましたな。