高校サッカー決勝

国立に行ってきました。
ついでに、日記風に書くと、朝10時からチケットピアに電話をかけまくって、「紅天女」(わかる人にしかわからないですな)をとろうとしたがとれず。その後、自転車屋へ。新しい自転車を買う。
そして、友人と待ち合わせ、国立へ。1時間ほど前に入ったのですが、その時は4分ほどの入り。そこから、ほぼ満員になりました。さすが決勝。
応援は、いつもの鹿実に、おとなしい野洲。この辺は、伝統の差か。
試合は、前評判どおりの、組織vs個人技の戦い。とはいえ、鹿実の個人技が劣っていたとは思わない。技術をどう使うかという、哲学の違いといった感じ。
開始早々、前線からプレスをかける鹿実、それを技術で突破しようとする野洲。序盤は圧倒的に鹿実
だが、青木の突破など野洲も徐々にペースを取り戻す。そして、セットプレーから野洲が先制。
さすがの鹿実も慌てだしたのか、急にプレーが雑になり、プレスのかかりも甘くなる。先制点後は、野洲ペースに。
だが、後半。この辺は、やはり地力のあるチームだけあって、建て直しをはかる鹿実。試合開始直後に見せていた、プレスがよみがえる。野洲も個人で突破をはかろうとするが、さすがに2人3人は突破できず。また、得意の細かいパスワークも、攻め手の人数が足りなく分断される。鹿実の猛攻に、野洲もGKを中心に、体をはって守るが、ついに後半34分、同点ゴールを許す。
延長に入っても、鹿実ペースが続く。体力勝負では、さすがに鹿実に分がある。延長後半に入っても、落ちない運動量の鹿実。落ちない闘志の野洲
延長後半、鹿実DF西岡が、角度のないところからシュート。これを野洲GKがファインセーブ。結果として、これが勝負の分かれ目になった。シュートを打った西岡が足をつってしまい退場。
1人少なく、リベロのいなくなった鹿実の混乱に、野洲がつけこむ。左サイドのDFからサイドチェンジ→ドリブルでとっぱからヒールパス→ヒールパスから右サイドへスルーパス→中央へ折り返し→フリーの瀧川がダイレクトに決める。
最後の最後に、野洲のやりたかったサッカーが爆発。
ロスタイムには、GKも上がって、鹿実は猛攻をかけるが、最後まで集中力をきらさず野洲がしのぎ切る。
 
いい試合を見させて頂きました。
鹿実の西岡は、優秀選手に選ばれていたけど、悔しかっただろうな。野洲の青木は、ジェフ入り。オシムにみっちり鍛えられて、成長を期待しています。