清水、監督解任なし「ドーハ組を男に」

長谷川健太監督率いる清水が出口の見えないトンネルに迷い込んでいる。7月13日のF東京戦以来、リーグ戦6試合を2分け4敗。試合後、サポーターから大ブーイングが浴びせられた。すでに戦力補強は終わっているだけに次に手を打つとすれば指揮官となるが、清水の久米一正強化本部長は「去年は14位だったチーム。世代交代の時期にきているし、我慢のしどころ」と監督更迭を否定した。
長谷川監督にかける思いは強い。地元清水出身というだけではなく、”ドーハ組”ということもある。監督業に転身したドーハ組は苦戦中だ。02年に札幌の監督に就任した柱谷哲二氏(現浦和コーチ)は5ヶ月で解任。J2仙台の都並敏史監督も解任危機に直面している。
久米本部長は「ドーハ組はここで簡単に切ってはいけない。(長谷川監督を)男にしてやらなくてはならない」と力説。
この6試合は1点差以内の接戦。選手にもうひとふん張りさせる精神力の強さを植えつけられるか?逆境を乗り越える粘りが長谷川監督に求められている。(東スポ

しょせん、東スポと思う人も多そうですが、ドーハ組って、メキシコ組とならんで日本サッカー界の影響力が強くなりそうな世代なんだよな。
8/20に、長居でセレッソvsエスパルス(1-1)を見たんだけど、1点先取した清水が後半40分近くにフォワード全部下げちゃって守りを固めようとした時は、「健太はヘタレ」(すみません)と思ったものです。で、結局、セレッソ古橋の終了間際のゴールで引き分けに。勝てないチーム独特の消極性に、さらに監督が輪をかけちゃっている感じなんだよな。