メディア・リテラシー

ワシントンポストの元記事は、日本が第二次大戦中に為した犯罪について、日本の政治家が認めたがらないこと、不十分な謝罪しかしてこなかったこと、しばしば矮小化しようとすること、を中国側の言う通り「事実」であるとし、また教科書問題についても、一部の教科書の記述が反日暴動の一因となっていることを認めている。にもかかわらず、読売の記事では、その部分が一切抜け落ち、ワシントンポストは中国に歴史問題を語る資格は無い、とだけ主張しているかのごとき筋立てになっている。産経も似たような記事を書いているのだけれども、まあ、率直に言って「牽強付会」のそしりを免れないだろうという気はする。

まあ、こんなもんだろうね。
どんな情報でも、常に疑ってしかるべきなのに、日本人の多くが新聞を信じすぎている感があるんだよな。