WWE RAW 10thアニバーサリー

スマックダウンを観にいったため、自分が熱狂的に見ていた時代のWWFを、また観たくなって借りました。
セイブルのグラビアが載っているプレイボーイをネットで買ったなあとか、WWFのゲームを、一時期全部買いあさったなぁとか、キャッチのお兄ちゃんがウザイので中指立てたら喧嘩になったなあとか、そういうWWFとの思いでがどんどん蘇ってきた。本当に、あの時はよかった。
オースチンとビンスの抗争が熱かった、98年〜99年時代のWWFが好きだった人にはお勧め。
逆に、その時代のWWFを知らない人が見ても、面白くないと思う。
なにせ、ファン投票で選ばれた名場面のほとんどが、その時代のものであり、映像自体が短めなので、どうして、こういう場面になったのか、わからないと思う。逆に、その時を観ていれば、「ああ、あの時のだ」と自然に思い出してきます。総集編である以上、わかっているファン向けなんだよね。そして、ファン投票で、あの時代のものが選ばれたってことは、今でもファンにとって語れる時代だったと言える。あの時の、WWFを観る事ができて、本当によかった。
ところで、最後にレスラー達が壇上にあがって、「RAWを一番盛り上げたのは、あなた達ファンだ」と、拍手を送るんですよ。ちょっと、ウルウルしてしまいました。日本のレスラーで、スポーツ選手で、タレントで、こういう事を言える、そして思える人が何人いるんだろうね。
日本は、野球選手も、プロレスラーも、「職人」であることを許されているけど、職人である前にエンターティナーであって欲しいなと思います。エンターティメントの国アメリカの良さは、選手達がエンターティナーであると意識していることにあるんだよな。
追記:WWEには、DXだけのDVDを出して欲しいです。オペレーションDXが、また観たい。