藤波、ブラック無我を長州に見せる

東スポの藤波インタビューが、突っ込みどころ満載だったので紹介。

「無我vsリキプロ」の対抗戦を口にした長州に、藤波は驚きを交えながらも鋭く反応した。

と、相変わらず、東スポ情報でプロレス界の流れを知る藤波。

「久々だよね。長州がオレのことに口を開いたのは。違う事に関してはいろいろあったけど、リング上のオレに向かっては久々。そういう部分では、どっかに燃えるものが残っている。ありがたく受け止めたい」とガッチリと承諾した。

リング上の藤波がいなかったので、それに対して口を開く事がないのは当然ですが、勝手にリキプロとの話を承諾して、後から怒られるのに100猪木万円(猪木万円とは、納税に追われた猪木が、「これで払っとけ」と白紙に1万円を書いたお札のこと)。

長州との一騎打ちは昨年も浮上。10.9両国大会で長州が新日マットにUターンした際には、藤波は「もうオレと長州の時代じゃない」と難色を示していたが、長州の挑発から逃れるつもりはない。「自分が復帰してからすべてが始まる」と何度も繰り返し、8年ぶりの一騎打ちをしっかりと視野にいれた。

この、コンニャク具合が、さすがに藤波。

しかし、今の藤波は昔の藤波ではない。BH軍の蝶野と密会し、復帰戦へ向けた黒いシナリオを描いている。いくら、長州から「黒は似合わない」と言われようと、馬耳東風。「ブラックっていうのは、想像のつかないところにある。黒は似合わない、っていう部分もあり得ないことの一つ。西村が無我から除名するとか言っているが、無我は自分が作ったもの。ブラックに行こうが、無我はオレの心にある。
どうしてもイメージ的に悪になるけど、藤波のブラックは単なるブラックじゃない。ブラック無我とか、ハードコア無我になる。その無我を周りがどう取るか。オレがやるブラックはハンパなもんじゃない。」と、語気を強め、長州との名勝負数え歌を黒く染め上げる決意を示した。

藤波がいつもやっていることが、ハンパに感じるのは、僕だけでしょうか。ヒールだけにはなりたくないってのだけは、感じますけど。
ところで、「藤波のブラックは単なるブラックじゃない。」って、藤波の部分をアユとかに変えると、なんかムカつきそうな気がします。

藤波はIWGPタッグ王者・中邑真輔棚橋弘至の叫びも一刀両断。「中邑に居場所がないと言われようが、大いに結構。オレは自分で居場所を作ってみせる。(20日の)両国で棚橋に説明する必要もない。オレの行動を見てればいい。これからのオレの動きがすべて」と、鋭く目をギラつかせた。

と、いうわけで、ピンフスポーツでは、東スポを通じて藤波の行動を追っていきます。