WWEスマックダウンin埼玉スーパーアリーナ

WWEに、行って来ました。
WWFの頃がよかったとか、RAWだけの時がよかった、という感じで最近、WWEから離れていたのですが、やはり興行としてのWWEは、最高でした。
以下、感想。なお、最近のWWEは全然わかってませんので、ご容赦ください。
・試合開始前
ロックのニセモノさんが、客席をまわり、観客をあっためる。客席は、30分前にほぼ満員。入場ゲート前に「おにぎり」「いらっしゃいませ」など、意味不明なひらがなのフラッグがはためいている。
・第一試合 ○ポール・ロンドンvsアキオ●
 リングアナが挨拶した後、いきなり試合開始。「NOAHと変わらないジャン。さすが、今風の演出」と納得する。試合もノアスタイルというか、チョップ合戦に、シャイニングウィザードとか大技連発。カウントも、2.9プロレス。最後は、シューティングスタープレス。客は沸いていましたが、ちょっと落ち込む。こっちは、2.9プロレスを観にきたんじゃないっての。
・第二試合 ○ハードコア・ホーリー vsレネ・デュプリ
 デュプリはプードルをつれて登場。ブリティッシュブルドッグスは、ブルドックで、フランス人はプードルなのね。わかりやすい。
ホーリーは、懐かしいし、やっと知った顔がでてきた。
で、こっちは、期待通りのアメプロ。試合も、4分ほどでいい感じでした。
・第三試合 ○チャーリー・ハース vsスパイク・ダッドリー
 こいつらは、両方とも知っている。で、スパイクは 、相変わらずの弱弱キャラ。典型的なアメプロ試合で、スパイクのいいキャラで、観客も盛り上がる。
 
ここまでは、ベロシティー
リングの帯も、スマックダウンに変更。
そして、ケンゾーの映像が
「日本の諸君。君らは、松井がスーパースターと勘違いしてるんじゃないか。本当のスーパースターは、僕、ケンゾーだから。」と、客を煽る。
そして、シェイン登場。明らかに、ゆっくりした、そしてわかりやすい発音で、挨拶。この辺は、さすがですな。だが、ビンスでないのが、本当に残念。
 
スマックダウン開始。
あの音楽、そして花火で観客大盛り上がり。
・第一試合(スマックダウン) ○エディ・ゲレロvsケンゾー・スズキ
 エディーは、リムジンで登場。大声援が飛ぶ。ケンゾーにはブーイングが飛ぶ。
 エディーの入場やっぱりかっこいいよ。日本人で対抗できるのは、橋本がデコトラで入場するだけだって。
 一緒に行った友人と、これで長州が乱入してくれたら、面白いのにとか、WJコールしてぇーとか、そんな会話をする。 本当に、長州が乱入して欲しかったよ。ケンゾーの後ろからラリアットをぶちかまして「ケンゾー!立て、コラ!アメリカでいい気になりやがって。てめえは、WJにクソぶっかけて出て行きやがって!アメリカでもどこまでも、追いかけてやるからな。マサさん、やつらに英語で通訳して伝えてくれ」
マサ「ケンゾー!ファック!ゴーフォーブロック!」
長州「わかったか、お前ら。いいか、俺は天下の長州力だ。覚えとけ、コラ!」パワーホールで退場(以下妄想おわり)
試合は、エディーが、フィッシャーマンスープレックス3連発の後からのフライングボディプレスでピン。
・第二試合 ルーサー・レインズ ダニー・バシャム vs マーク・ジンドラッグ ダグ・バシャム
 試合前に、ビジョンで、ルーサー達がなにやら話し合い。
 試合開始と同時に、トイレタイムとばかり、多くの観客がトイレへ。しかし、それは失敗だった。
 ゴーン!低い鐘の音が響く。場内、暗闇に。観客、大盛り上がり。そして、もう一回、鐘が鳴る。ライトがつくと同時に、リングにはアンダーテイカーが。かっこよすぎて、鳥肌が立ちましたよ。チョークスラムでリングを荒らしまわり、アンダーテイカーは去っていった。
 
 そして、DIVAが出てきて、客にTシャツをバズーカーでプレゼント(西武ドームでやってるやつです)。
 細かい順番は忘れたけど、JBLの寸劇があったり、レッスルマニアの宣伝があったり、DIVAのイメージビデオのCMが流れたり、試合の合間合間になにかが、必ずある感じです。英語なんで、全部はわかりませんが、JBLが悪のそしてちょっと間抜けなチャンピオンってのはよくわかりました。
 
第三試合 ○フナキvsチャボ・ゲレロ
 フナキには、さすがの大声援。ケンゾーの場合、キャラもあるんだろうけど、それ以上に人気がない感じがするんだよね。フナキやタジリに比べて。で、クルーザー級のベルトがかけられていたみたいで、フナキがうれしいベルト奪取。
第4試合 ○ジョン・シナvsオーランド・ジョーダン ●
シナみたいな、ラッパー系っていつの間に、ベビーフェイスになったんだろうね?とか、思っていたら、シナがジョーダンを倒していました。
第五試合 ○トーリー・ウィルソンvsヒロコ●
 トーリーは、浴衣姿で登場。いいなあ。ケンゾーと違い、ヒロコにはブーイングなしで声援が飛ぶ。
 ヒロコ、いきなりパウダー攻撃。でも、雪駄は試合前に投げていました。この辺が、なんつうかというか、目潰しの後は下駄攻撃だろうと、一人で違うところで炎上。
 試合は、トーリーがヒロコの着物をはいで終了。ヒロコは、下着姿でダッシュで退場。
 逆に、トーリーは、自ら帯をほどいて下着姿に。ヒャッホー!
第六試合? ブラッドショーvsビッグショー
 ブラッドショーは、恐竜のバルーンを担いでリングに入場。どうやらビッグショーに見立てているらしく、恐竜の頭をバシバシ叩く。ここで、ビッグショーのテーマが流れ、本物のビッグショー入場。
 ブラッドショーの手下達も表れ、3人でビッグショーを囲むが、逆にビッグショーのチョークスラムの餌食に。 ビッグショーは、リングサイドにいたアケボノに呼びかけ、アケボノ、リングの登場。
しばしの睨み合いの後、ガッシリ握手。アケボノもなあ、もう少し早ければなあと思うけどね。
 どうせなら、毎回リングに呼びかけられて、ピートローズみたいに、毎度毎度、失神する役とかやればいいのにね。
第七試合 ○カート・アングルvsレイ・ミステリオ
 アングルは、大きな「ユーサック」コールが飛ぶ中、入場。
 自分がWWFを観なくなったのと、アングルの登場は、調度、時期的にリンクしているんだけど、さすがに彼の入場には心躍る。
 試合は、アメプロらしくて、いい試合。アングルのオリンピックスラム→上半身脱いで大声→アンクルホールドの流れはカッコよかったです。
第八試合 ○アンダーテイカーvsハイデンライク●
 アンダーテイカーの、入場は(・∀・)イイ!! 本当に、カッコよい。
 試合は、なんか妙に長い試合でした。隣のアンチャンは、眠ってました。
とはいえ、退場も、これまた(・∀・)イイ!!
 本当に、入退場だけで5千円って感じで、最高でした。
 
 ちょっとダルダルなところもあったけど、非常に面白い興行でした。そして、音楽やカメラの動きなどが良くわかった。音楽のあわせ方や、カメラの動きとか完璧なんだよね。また、きっちり3時間で終わったし、本当に計算されたエンターテイメントって感じでした。
 またWWEが来たら行こうと思った。でも、今からローとかスマックダウンとか見る気は、おきないんだよな。