ジダンが日本に?@WOWOW

 世界的な自動車メーカーをスポンサーに持つJリーグのチームがジダンにオファーを出したと2日付のMARCAが報道している。
 先週フロレンティーノ・ペレス会長の携帯電話にジダンが最も信用している代理人から一本の電話がはいった。「会長、日本のチームと強いつながりのある日本の自動車メーカーがジダンを日本に連れて行くため大量の移籍金を用意しているという話もってきたんだが…」と普段の彼等の話には出てこないこの話を聞いたペレス会長はその提示額を聞く前に「ジダンアンタッチャブルだ。」とジダンを金に代えることは出来ない、交渉以前の問題と拒絶した。
 数ヶ月前ジダンと2008年までの契約延長を発表したレアル・マドリッド、彼等にとってジダンはピッチ上で素晴らしいプレーを見せるチームに欠かせない選手というだけでなく、マドリッドの名を世界に広める貴重な親善大使の役をになっている。今回のオファーは世界中がジダンに注目をしている事を改めてレアル・マドリッド首脳陣に教えたようだ。
 そのジダン、今回の件に関してコメントを出してはいないが金曜日の記者会見で「自分ももう32歳になってチームでも上の方になったけど、まだまだ選手として終ったわけじゃない。サッカーを楽しみたいし、もう少し自分にはその時間が残っている。今もサッカーを始めたときと同じように楽しんでプレーしている。多分自分の表情があまりにもまじめすぎるからそう感じないかもしれないけどピッチに入れば楽しくやっているよ。」と選手生活をレアル・マドリッドで終えたいと以前話した事を証明するようにマドリッドでのプレーを楽しんでいる事を話してくれている。
 またジダンはこの日本からのオファーが原因で悩み苦しんだわけではないだろうが、3日の練習、朝から続いた胃腸炎のため練習を続けられず、チームドクターから早退し自宅で休養を取ることを勧められた。エスパニョール戦への出場については不明だが、マドリッドドクター陣は4日の練習においてどれだけ選手のコンディションが回復しているかを判断するとの事だ。

まあ、どうせ、デル・ピエーロと同じで、飛ばし記事なのはわかっちゃいるが、まるっきり夢のないリーグになるのも嫌だな。
ところで、ヨーロッパサッカーの規則で変えて欲しいのが、冬の移籍で移った選手も、前チームでチャンピオンズリーグやUEFAカップに出ていても、新チームで出場できるようにして欲しいということ。リバプールも、モリエンテスが出られなければ期待薄なんですよね。去年のバルセロナも、ダービッツが出場できなかったことが、UEFAカップで不覚をとった大きな要因ですしね。