カッサーノ

ASローマで戦力外となったイタリア代表FWアントニオ・カッサーノが屈辱的なニックネームを頂戴した。
それは「おチンチンの上のお姫様」。わがままに育った人をさす、イタリア特有の表現だ。
このニックネームはイタリアの週刊誌「コントロカンポ」が命名した。同誌は毎週、独自の観点からセリエAの選手を表彰している。10月17日号でカッサーノに「Principessa sul pisello」賞を贈った。「pisello」はイタリア語でえんどう豆のことだが、俗語で子供のおチンチンという意味がある。「principessa」はお姫様。直訳すると、「おチンチンの上のお姫様」となる。この言い回しは、大事に育てられ甘やかされてきたためにワガママに育った人のことを指す。男女両方に使える表現であり、まさに今のカッサーノにはピッタリだ。
といのも、最近のカッサーノは自分勝手な性格から目に余る規律違反を連発しているからだ。
10月8日の練習試合では、若手選手がパスミスをしたことに逆上。試合を放棄した。デルネリ監督が説得したが、カッサーノはそのまま帰宅してしまった。そして同月31日のカリアリ戦のハーフタイムに、決定的な事件が起こった。デルネリ監督の指示に対して、カッサーノは「オレはオレの好きなようにプレーする」と言い放った。当然、後半開始早々に交代させられた。
そんな悪童カッサーノに、サポーターもあきれ顔で、「さようならアントニオ」という横断幕も登場する始末。完全に見捨てられてしまった。
ローマの首脳は、今月6日にカッサーノをトップチームから外したことを明かした。ローマとの契約は06年まであるが、来年一月の移籍は決定的。
ユベントス、ACミランインテルレアル・マドリードチェルシーなどが候補にあがっている。(東スポ

僕的にはチェルシーを希望。モウリーニョと殴り合いの喧嘩を見たいので。