どうなるか?

「5対6かもしれんよ」巨人の渡辺前オーナー

巨人の渡辺恒雄前オーナーは2日、1リーグ制移行で意思統一していたパ・リーグが2リーグ制も視野に入れて検討する方針に転じたことを受け「2リーグでいいんじゃないか」と歓迎の意向を示した。
 最近、渡辺氏はリーグ再編した形での5対5の2リーグ制を提唱している。報道陣から「5対5の形か」と問われ、「まあ、そういうことだな。ただ、それはまだ分からないよ。5対6かもしれんよ」と、パ・リーグが全力で取り込んでいる「もう一つの合併」が成立しない可能性もにおわせていた。

方針転換、2リーグ制も検討対象

 パの臨時会議でオリックス近鉄以外の「もう一つの合併」はこの日も明らかにされず、記者会見したパの小池唯夫会長は「合併球団の説明は、9月8日のオーナー会議になる」と述べた。
小池会長は「根来泰周コミッショナーが8日のオーナー会議で、2リーグ制の維持を前提に複数の私案を提案したいとの考えを示している。コミッショナーの提案は重い」と語った。

「ストはオーナー会議の結論次第」=古田選手会長、毅然と最終決定へ−
 
疾風怒濤の季節がやってまいりました。
堤案では、1.ダイエーとロッテ、2.西武と横浜 の2案があると言われていますが、
1は、ダイエーが単独所有を訴え、2は横浜が断ったという話が伝わっています。
そうなると、11球団では1リーグでも2リーグでも不利なので、合併撤退、または新球団参入(これがいいかは、また違う話ですが)という話は当然でてくると思う。
まだ、予断は許さない状況ですが、明るい未来を見たいなと思っています。
 
Jリーグの、協会としては異常なまでの鳥栖の救済を見ていると、Fの時の高い授業料があったのかなと思う。
98(横浜F最後の年)〜00年までのJリーグの収入(これが、一番リーグの力がわかるので)を見ると
1998:7,994(百万円)
1999:7,546
2000:8,009
1999年が、93年以来、最低の収入なのである。
もちろん、Fの消滅だけではないと思う。例えば、W杯が終わったあとのリバウンドもあるかもしれない(だが、94→98年、02→03年は収入は増えている)、しかし、Jリーグが最も落ち込んだ年は、Jリーグに対するマイナスイメージが蔓延した年であるとは言えるんではないでしょうか。
興行は権威というイメージ産業だと思う自分には、やはり球団消滅ってのは、権威の低下=興行力の低下だと思うんだよね。
どうなるかわからないけど、ファンの声がプロ野球に届けば、肯定的な野球ファンが増えるのかなとも思います。結局、今のプロ野球は「与えられた楽しみ」としか捕らえれないファンが多いわけで、今回のことで反対の声をあげることで参加した人は、「参加する楽しみ」も得るのではないでしょうか。まあ、僕などは「与えられた楽しみ」で満足できないので、こうやって声をあげることで参加する楽しみも得ようとしているのですがね。