PRIDEGP 2004

●小川vsヒョードル
ハッスル音頭が流れ、大大大小川コールの中、入場する小川。期待感は十分だ。だが、コールの際、ふと下を向くなど、なんとなく気の弱さを感じさせる。
いきなりスタンドでボコボコにされ、胴タックルにいくも、見事にヒョードルに潰され、マウントをとられると何もできず、腕十字を決められる。ガッチリ決まって、さすがにギブアップ。
はっきり言って、永田を笑えないほど、惨めなやれ方だった。小川ヲタが人格崩壊をおこさないか心配です。
だが、この後の小川は良かったよ。
マイクを持つと、「負けたけどオレはハッスルするぞ!」と、ハッスル!を決める。このあたりの、なんとも言えない真面目さは小川らしい。
バーリートゥーダーとしては、落第点。だが、どんな逃げ出したい状態でも使命を果たしたということは、満点。
僕が、小川にのれないのは、その辺の真面目さ、人間としての面白く無さなんだけど、今日はちょっと感動してしまいました。
 
●近藤vsシウバ
激しい打ち合いで、攻め合う両者。シウバも相変わらず凄いが、近藤も一歩も引かずシバキあう。近藤がローを打ち込んだときに、狙いすましたカウンターで近藤よろめき、そこにフックでガツン。倒れた近藤の顔面にシウバはストンピング連打。死ぬよ、マジで。近藤が、気絶ですんでよかったと、思ったほど。こと、残虐性に関してはシウバは凄いな。
LYOTOくらいしか、あとの日本人(?)でシウバに勝てるやつが思い浮かびません。本当に強いというか、恐ろしい。
 
ノゲイラvsヒョードル
途中までは、前回と同じような展開。それぞれ、相手を倒すための作戦は練ってきたのは確かだけどね。
だが、不意のバッテングで、ヒョードルが額をカット。で、ノーコンテスト。残念だが、仕方ないだろう。観客のブーイングもわかるけどね。と、いうわけで、年末のメインが今から決まりました。