選手会ストについて思うこと

スト権について、書くのが少なかったのですこし補足。
これで、スト確立0％が、0.１％くらいになったくらいのものだと思っています。それは、球団側もわかっていると思う。
以前も書きましたので軽く書きますが、5億円貰っている選手も、500万円の選手も、同じ選手会であり、選手会は選手会費の積み立てをしておらず、ストを行った場合、低年俸の選手に対する保障がありません。2軍は変わらず実施するとのことですが、1軍選手と2軍選手の契約上の違いが、日本にはなく、また、間違いなく球団側は2軍の試合をロックアウトするでしょう。
そうなると、低年俸の選手の生活は逼迫し、そのために選手会の足並みが崩れる可能性は大いにあります。低年俸選手救済策として、例えば、高年俸の選手から補填するなど方法もあるのですが、それを選手会は決めていません。決めるとしても、アテネ組が戻ってきてからという姿勢である以上、結局、いつそういうことを決めて、いつストをやるの？と、なります。
連合からの協力という手段もあったでしょうが、これは賢明（協力を依頼していたら、ファンの支持を得られなかったと思う）にも、選手会は一線を引きましたので、この策もない（愚策なので、とらずに正解だと思う）。
結局、カードを持ったけど、使えないカードであるというのはかわらない。
その辺は、球団もわかっていると思います。だが、ストというカードを持ったことは、むしろファンへに対してだと思っています。選手会はやることはやってるし、ここまで追い詰められているんだぞということでね。
僕は、選手会を支持していますが、だからと言って、選手会に不利になると思ったことを隠すようなことはしたくありませんので、書いておきます。