仮想敵国

作家、高千穂遥Takashiho-notes(8/13)より。

韓国放送公社(KBS)は12日、1965年の日韓国交正常化の際に、日本側が植民地支配下の強制動員被害者らへの個別補償を申し出たが、韓国側が「政府が一括支払いを受け、処理する」として、これを拒否していたことが分かったと発表した。補償問題は、韓国政府が植民地支配に関する請求権を放棄する代わりに、日本から経済協力資金を受け取る形で決着した。(ソウル 時事)

確か、中国に対しても同じように戦争責任についての賠償を行っているのですが、韓国で、今まで報道されていなかったということは、中国では、このことを全く伝えていないと思う。
ナショナリズムに、仮想敵国は必要ですが、当事国にされた方はたまったもんじゃないってことが良くわかりました。中国もナショナリズムを植えつけるのに必死なのはわかるけどね。200年来(江戸時代の鎖国状態での国防を考えた思想家達は、揃ってロシアを仮想敵国にしている)の仮想敵国であるロシア、ごめんなさいって感じ。
日本がアメリカにこれからもついていくなら、中国が仮想敵国になるのは仕方が無いし、中国も同じだろう。
本当に外交、そして平和は難しい。