ラトビアvsドイツ

ドイツvsオランダを見たとき、4-2-3-1のドイツと、4-3-3のオランダ。例の欧州トップモードな人はどっちを応援したのだろうかと思った。早く、記事が読みたい。
で、ラトビアvsドイツ戦。チェコvsオランダより見たくてたまらなかった。試合は予想どうりの好試合(ラトビア側にたてば)。
ドイツは、4-4-2のスクエア型。オランダ戦がよかっただけに残念だが、カウンター狙いのラトビアに、中盤に人数をさくよりもという考えは納得できる。実際は、サイドバックもあがって、2バック状態。
オランダ戦でもそうだったが、サイドの支配に関してはドイツの圧倒。
だが、ドイツの試合ではなく、ラトビアがわざと攻めさせて、そしてカウンターを狙っていくという感じ。ボールだけ見ると攻めてるのはドイツだが、実質的に攻勢はラトビア、守勢はドイツ。ドイツはシュートこそ多いが、バラックミドルシュートくらいしか得点を感じさせるプレーがない。対して、ラトビアは、ウェルパコフスキスとプロホレンコフスのスピードで攻めまくる。彼ら二人の名前は、何度も実況で出てくるから覚えたよ。
観客もわかっていて、ウェルパコフスキスみなもと太郎だったら、ラックスマンギャグをやりそうだ。余談)がボールも持つと、沸きまくる。絶頂は、前半40分くらいに、センターラインからドイツのごついDFを抜きまくって、シュートまでもっていたシーン。カーンの死守によってドイツは救われたが、くたばれドイツと言う準備はできていた。
結局、ドイツはウェルパコフスキスにはパワープレーで止めるしか手段がなく、これは今大会の流れみたいだが、パワープレーに甘いレフリング(今回のレフリーはイングランド。納得)に救われた感じ。後半、シュバインシュタイガーを中心にドイツはさらに見かけ上の攻勢を続けるが、結果はスコアレスドロー
MOMは、ウェルパコフスキス。客の支持が、物語っている。W杯のアイルランドもそうだったけど、人が懸命に戦う姿は心を打たれる。ラトビアへの大きな拍手が、よくわかる。
ドイツは、最近珍しく集中力が切れなかったカーン。もっと騒がれていい、ドイツの新星シュバインシュタイガークラニーは合格点だが、後はだめ。ドイツが強いのか弱いのかわからなくなった試合だった。オランダ戦のネオドイツは強かった。ラトビア戦のドイツは、大会前の予想通りのドイツだった。次のチェコ戦では、多分、トップ通過の決まったチェコが消耗戦を避けることからも、ドイツの本当の力は評価できない。決勝トーナメントにはいってどうなるか、楽しみではあるが、それよりもドイツvsチェコがドローで、ラトビアがオランダに勝って、ラトビアのベスト8進出という妄想をしてしまう。どっちにしろ、ドイツの相手のチェコは本気じゃないが、ラトビアのオランダ戦はガチ。オランダvsラトビアが楽しみだ。

オランダvsチェコは、素晴らしい試合。でも、それが勝ちにつながらないのがオランダだなと・・・
ネドベドは、今年は、リーグ戦は調整で、ユーロに全てをかけてきたのだろうか?と思うほどのでき。本当に、わからない選手だな。