ヤスカクかく語りき!

週プロにワールドプロレスリング30分短縮とありましたが、ヤスカクファンタジーを感じましたよ

 戦略テーマはK−1、PRIDEを潰せ!「毎週30分のほかに2〜3時間のスペシャル番組をタイムリーな時間帯で年4〜6回放送し、新日本を世の中にアピールする!」(松本プロデューサー)
この一番面白い時期に30分の放送枠にするとは…はと、首を傾げたくなるが、実は今回の放送契約については2年前から新日本と何度も交渉してきたもので、紆余曲折を経て金銭面、スペシャル内容など、すべてがまとまったのが2月23日だった。テレ朝スポーツ局の松本プロデューサーに30分短縮にした理由を聞いたところ、上のような2004年のハッキリしたビジョンが見えてきた。

 勇ましいけどさ、本当にプロレス人気があって、新日が面白くて視聴率とれるなら、深夜1時間、ゴールデン枠年4〜6回でいいわけじゃん。PRIDEやK−1のSRSの位置づけみたいに。結局、新日放映枠を1時間枠から30分に減らしたいテレ朝(深夜に関してだけ言えば、テレ朝の視聴率は高い。完売劇場の時間増やした方が視聴率とれる)と、30分枠になり放映権料を減らされることを拒否する新日の駆け引きでしかない。で、ゴールデン放送するには今の新日だけだと明らかに弱いけど、K−1MMAwith新日って形なら、そこそこ視聴率も取れるし、新日の顔も一応立つ。上手くすれば新日人気も上がるかもしれないけど、それは副産物であって、結局は、本音は今の新日に土曜深夜1時間はもったいないってことでしょ。ヤスカク言うところの「今、面白い新日」だったら、どうしたら時間枠が減るのか聞きたいよ。日本軍の好きな戦略的撤退って、やつですな。
 1年程前、猪木が、成田会見でテレ朝に拘ることないじゃんとか言っていたこと、K−1MMAのテレ朝放送、そしてK−1と新日の結びつき、結局、こうやって話が繋がるんだな。

追記:ファイトによると、K−1MMAはTBSらしい。と、なると、TBSの番組に新日の選手を出しやすくするために(もっと言えば、ノアとかにも)、テレ朝のシバリを減らし、変わりに番組短縮を飲んだと考える方が正解かもしれません。
今の新日でゴールデンにでるとしたら、結局、東京ドーム大会と、G1くらいしかない現状なわけで、5月のドーム大会って、K−1との対抗戦(曙の登場が噂されている)らしいんだよね。結局、K−1MMAwith新日はTBS。新日withK−1MMAがテレ朝という見方でいいのかなと思います。結局、新日の力が落ちて、テレビ枠減少、ゴールデン枠もK−1や他団体の助けがないと駄目だってこと。
多くのプロレスファンが望んでる、WWEのPPV大会みたいな、シリーズでストーリーを進めて決着はゴールデン枠とかじゃなくて、シリーズの流れをブチ切る、悪いドーム大会は変わらず。それも、K−1とのからみだから流れもクソもないという、ダメダメバージョンなんでしょうね。