ACL改革

日本サッカー協会川淵三郎キャプテンが、アジアサッカー連盟主催のアジアチャンピオンズリーグの改革に本気で乗り出すことになった。早ければ07年シーズンから、新ACLが開催され、欧州CLを超える殺人スケジュールが日本サッカー界に襲い掛かることになる。
川淵キャプテンは、AFCのモハメド・ビン・ハマン会長からもちかけれられているACLの改革プロジェクトに協力することを明らかにした。現行のACLは、各国のリーグ王者とカップ戦王者が集まって覇を競っている。しかしアマチュアリーグの国が参加しており、実力差が大きく注目度は低い。
ハマン会長が理想としているのは欧州CL。各国のプロリーグのレベルに応じて出場チーム数を決める方式への改革を検討していた。以前はこのプランに消極的だった川淵キャプテンだが、日本でもJ2に降格する東京VがACLへの参加をめぐって、物議を醸した。ACLへの出場チームの選出方法にも限界が来ているため、改革の時と判断、協力に乗り出すことになった。
早ければ07年シーズンからスタートする新ACL。日本はJリーグ上位4チームに天皇杯優勝チームを加えた5チームが参加できるように働きかけるという。
ただ今季、ACLに参加した横浜Mと磐田がリーグ戦でボロボロになったように、過密日程の中で地理的にも広大なアジアを転戦する代償は大きい。新ACLは欧州CLと同じように魅力的な大会に化ける可能性は大いにあるが、クラブの負担は重くなる。(東スポ

この改革案は、大賛成。アジア自体を東西にわけ(現在も予選でやってるけど)、東地区優勝と西地区優勝のチームでトヨタカップ出場を争うとか、配慮は必要だと思うけどね。
追記:ところで、オーストラリアはどうなるんだろう。国はアジアで、クラブはオセアニアというわけではないだろうし、現実問題として、世界クラブ選手権の出場は、東アジア地区代表、西アジア地区代表でいいのかも。まあ、レベルで言えば、ヨーロッパから3チームくらい出て、計8チームでもいいのかもしれない。ACLが、Jリーグ優勝チームの罰ゲームと言われるように、世界クラブ選手権がヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝チームの罰ゲームになってる部分はあるわけで、世界クラブ選手権も、もっと魅力的にしていかないといけないよね。