横河武蔵野FCvsホンダロック

秋らしい天気の中、秋らしく市の行事等でボロボロの芝で行われた試合は、横河武蔵野らしい結果で終わった。
試合開始ギリギリに会場についたのだが、驚いたのは、GKが天皇杯予選で成長した大石ではなく金子であったこと、そしてシステムが4-4-2(ライン)と変更されていたこと。一昔のヨーロッパサッカーというか、ディフェンスラインが非常に高く、狭いプレイエリアでプレッシングを展開する・・・というのは、いいんですがあまりにエリアが狭すぎるためにスペースを潰してしまった感が強い。相手のホンダロックも、ラインを押し上げたため、センターライン前後10m内でのプレッシング合戦になってしまった。失礼だが、ホンダロックという格下相手にとる戦術ではなかったと思う。
試合は、横河武蔵野ペースで進むが、ゴールが遠い。前半終了間際になり、ホンダロックの浅いラインを上手く抜け出た内山が2試合連続ゴールをゲット。GKの飛び出しを見て、ループシュートを撃つあたり、乗っているという感じがする。
休憩時間に、土屋正忠前市長(現衆議院議員)が挨拶。いきなり自分の自慢話からはじまる土屋節に、失笑。ラグビー好きで、横河武蔵野FCに冷たかった(挨拶の時も、横河FCって間違えるし)のが難だが、市長としての腕は評価できる人であった。ついでに、自身の後継者として選んだ落合市長候補を紹介。サッカー好きだが横河武蔵野の試合を見たことがないというのが、ニントモカントモ。
10/9に迫った市長選のためだろうが、正直、失敗かな。土屋さんの下っ端という感じを印象付けてしまった感じがする。個人的な話ですが、僕は、武蔵野市で働いているが住んでいるわけではないので、武蔵野市の選挙権がない。市議会議員とか、横河武蔵野を応援してくれそうな人に入れたいよなあとか、常々、武蔵野市に引越したいと思っている。横河武蔵野FC税とかあってもいいと思ってるんだよね。それくらい、身近にチームがあるという楽しみを、僕は与えられている
後半早々、ホンダロック横河武蔵野の浅いラインの後ろをつく。慌てた横河武蔵野ディフェンダー陣は、痛恨のPKを与えてしまう。これを、ホンダロックがしっかり決め、1-1。いきなり、嫌な展開になってしまいました。お互いに、浅いラインの裏をつかれたためか、両チームともディフェンスラインが下がり、スペースが生まれる。こうなると、個人技に勝る横河武蔵野のペースになるが、ゴールが遠い。横河武蔵野ベンチも動き、内山に変え、”かっての”エースストライカー村山を投入。その、村山がうまくラインの裏に抜け、キーパーと1対1となるが、シュートをミスってしまう。点をとれないストライカーが出す負のオーラを、村山が出しているのが気になるんだよな。もう一人のストライカー大多和も、抜群の運動量で決定機を何度か作るが、ゴールを奪えない。
結果、1ー1で終了。
横河武蔵野FCお約束の、どのチームともいい試合をしすぎるという典型的な試合でした。村山の復帰を期待したい。本当に頼むよ。
 
その後、味スタへ急行。なんつうか、胃の痛くなる試合でした。