松本城、彦根城攻め(8/19)

8/18の深夜から、旅行に行ってきました。以下、旅行記。 
仕事をおえ、家に帰って、旅行の準備。3日分とはいえ、結構、大荷物になってしまう。基本的に、電車に乗るだけは嫌いなので、本を5冊ほどいれたので結構重くなる(ほとんど読まなかったが)。「ムーンライト信州」に乗るために立川へ。ここで、維震の盟友:RIKI-SHIと合流。
ムーンライト信州は、電気を消さないし、座席は硬いで、ちょっと眠りづらい。こんな車両に乗って、登山に行くのは嫌だな。暇だったのと青春18キップだったので、白馬まで行き、そこから第一目的地の松本へ戻る。
今回の旅の目的は、城めぐり。第一の目的は、松本城であった。
で、その松本城。平城だけあって、城としての固さは感じず、むしろ市民の公園としての柔らかさを感じる城だった。別名:鴉城(黒いから)だが、むしろ明るいのだ。松本に住んだ人は、この城を大事にするんだろうなといった感じ。
城の内部には、鉄砲が飾られているのだが、江戸時代の鉄砲には、飾りなどのなんらかのギミックが使われていたのが笑った。ズゴックだけ作っておけばいいのに、アッガイやゾックを作るのが、日本人なんでしょうね。
その後、近くの歴史博物館へ。松本がいかに栄えていたかを教えてくれるのだが、戸田松平家ということもあり、維新政府に嫌がらせを受けたためか、長野県の県庁所在地は松本じゃないんだよな。
ものの哀れ。
その後、中央本線に乗り、名古屋へ。
中央本線の車窓は山ばかり。綺麗だが、さすがに飽きて寝てしまう。途中で、長野の名物「おやき」を食べる。名古屋では、味噌カツを食べる。両方とも、まあまあ。
次の目的地、彦根へ向かう。彦根は、要所だけあって、城としての堅固さを感じる。はっきり言って、機能美としての美しさがあるというか、平山城に分類されるが、山城の最終進化系と言えるのではないか。まあ、松本は約5万石。彦根は30万石という、経済力の違いもあるが。どうやったら、攻めることができるか、つい癖で考えてしまう。琵琶湖の制海権をとるのが、まず先かな。そんなことを考えていると、思いっきり雨に降られる。うーぬ、水攻めとはちょこざいな。
彦根といえば、井伊。井伊と言えば井伊直弼とばかりに、銅像があったりする。井伊直弼の味方って、この土地以外にいるのか?まあ、でも、この城を見ると、徳川の井伊家の寵愛ぶりはよくわかる。
それに答えるように、博物館であった子供用の資料も「徳川家の中で井伊家がいかに特別な存在だったか、考えましょう」とか書かれている。
個人的に残念だったのが、佐和山城にいけなかったこと。石田三成好きなのに残念だ。
彦根の駅から大阪へ向かう。滋賀の女子高生は、いまだにルーズソックスを履いているのが、ちょいびっくり。なんばで、お好み焼きを食べて、ホテルで就寝。