交流戦と日本シリーズは関係あるのか?

楽天は100敗しないと言っていたのですが・・・(挨拶)。
実際に日本シリーズ交流戦の結果に影響があるのか、ちょっと考えてみました。以下のデーターは、74年からの日本シリーズの結果です。巨人のV9が終わり乱世になったこと、そして、74年からだとちょうど全球団が日本シリーズを経験したためです(ロッテの最も新しい優勝は74年)。
なお、ダイエーソフトバンク。阪急→オリックスになってます。近鉄楽天は個人的に違うだろうと思うので、近鉄はそのままにしてあります。また、最も新しく勝利した、また日本シリーズに出場したチームの方を上にしています。

1.日本シリーズの制覇率(日本シリーズに駒を進めて、制覇した率。勝率とわけるために、こういう言葉でいきます)

全パ:16勝15敗 勝率.533
全セ:15勝16敗 勝率.467

1位:横浜     1勝0敗 勝率:1.000
1位:ロッテ    1勝0敗 勝率:1.000
3位:ヤクルト   5勝1敗 勝率: .833
4位:ソフトバンク 2勝1敗 勝率: .667
5位:西武     9勝6敗 勝率: .600
6位:オリックス  4勝3敗 勝率: .571
7位:阪神     1勝1敗 勝率: .500
7位:広島     3勝3敗 勝率: .500
9位:巨人     5勝6敗 勝率: .455
10位:中日     0勝5敗 勝率: .000
10位:近鉄     0勝4敗 勝率: .000
10位:日ハム    0勝1敗 勝率: .000

中日、近鉄日本シリーズでの弱さを笑うべきか、81年以降出場していない、そして制覇としては62年の東映フライヤーズ以降勝っていない日ハムを笑うべきでしょうか。
しかし、ヤクルトの5勝1敗は、強すぎる。

2.日本シリーズの勝率

全パ:95勝91敗 勝率.511
全セ:91勝95敗 勝率.489

1位:横浜      4勝 2敗 勝率:.667
1位:ロッテ     4勝 2敗 勝率:.667
3位:ヤクルト   23勝13敗 勝率:.639
4位:オリックス  23勝17敗 勝率:.575
5位:ソフトバンク 10勝 8敗 勝率:.556
6位:阪神      7勝 6敗 勝敗:.538
7位:西武     46勝44敗 勝率:.511
8位:巨人     30勝33敗 勝率:.476
9位:広島     18勝21敗 勝率:.462
10位:近鉄    10勝16敗 勝率:.385
11位:日ハム   2勝 4敗 勝率:.333
12位:中日    9勝20敗 勝率:.310

制覇率と相関があるのは当然ですが、ヤクルト、オリックスの強さが目立ちます。対して、中日、近鉄は、本当に日本シリーズで弱いですな。
ちなみに、現在の交流戦の順位

1位:ヤクルト  6勝2敗
1位:西武    6勝2敗
3位:巨人    5勝2敗
4位:阪神    5勝3敗
5位:横浜    4勝3敗
5位:オリックス 4勝3敗
5位:ソフトバンク4勝3敗
8位:ロッテ   4勝4敗
9位:広島  2勝5敗
10位:日ハム  2勝6敗
10位:中日  2勝6敗
12位:楽天    1勝7敗

まあ、まだ9試合だけだし、今年は楽天があるんで、これからどうなるかわからないんですが、交流戦向きのチーム、向きじゃないチームがあるのかなと思う。全試合終わった後、ちゃんと考察してみたいものです。