全女

紙の爆弾」という雑誌で、タダシ☆タナカ(なんか書いてて、すげーむかつく)が、全女の歴史を書いていますが、この記事が面白かったです。

一月三日の後楽園ホールは、休憩時間が最大の衝撃だった。広報を兼ねるリングアナ今井氏の口から予想もしなかった発表がなされたのである。
「去年は、事務所があちこち移転して落ち着かず、”楽天”の社長みたいな人が現われて全女も肋けてくれないかなあーなんて言ってたら、なんと!全女を救ってくれるという方が現われました!!」
「タケダさんです!」
背広姿のタケダ氏なる者がリングに上がり、四方に「おめでとうございます!」と挨拶しつつ、
田吉康です。私の名前は武田信玄の武、織田信長の田、豊臣秀吉の吉、徳川家康の康と、戦同大名が全部歴史順に並んでいますので、もちろん、目標は全国制覇。全団体統一です!
「世の中で一番人事なのは、お金ではありません!一番大事なのは信用です!そして、信用より大事なのは勇気です!この全日本女子プロレスが、みなさんに与えられるのは勇気だけだと思います!」と挨拶したのである。
ところがこの奇特なコンサルタントと称する武田氏、その凄まじい借金とずさんな財務の全容を理解するにつれ、さっさと逃げてしまったという。

素晴らしすぎ。
プロレスをよく知らない人は、これをやらせと見るかもしれませんが、全女に限ってはガチです。
しかし、こんな最高のネタ団体がつぶれたのが、本当に悲しい。
で、武田吉康氏、調べてていくと、関東通信事業協同組合にあたるんだが、HPを見るといかにもな…