藤波3・26両国で復帰、三沢戦を熱望

新日本副会長の藤波辰爾(50)が1日、都内の事務所で会見し、26日の両国国技館大会で現役復帰することを明らかにした。晴れやかな表情で姿を現した藤波は「両国のリングに立ちます。今回の復帰が最後の復帰。やり残したことをやりたい。全日本の香りがする三沢選手とやってみたい。新日本に限らず、いろんなところに可能性を求めたい」と胸の内を明かした。
 現時点で復帰戦の相手は未定だが、これまで接点のなかった全日本流れをくむノアの三沢、小橋、秋山といった選手との対戦を熱望した。ブラックニュージャパンを率いる蝶野に勧誘されているが「派閥とか軍団抗争には興味がない」とヒール軍団入りは否定。IWGP王座の全日本流出については「若い選手が(奪回へ)手を挙げたからホッとした」としばらくは静観する構えだ。
 「自分自身のために、残りのプロレス人生を楽しむため復帰します」と藤波は会見を締めくくった。新日本、プロレス界の危機が叫ばれる中、あくまで1レスラーとしてリングに戻ることを強調した。

復帰を宣言して早々、三沢戦をぶちあげる藤波のアレさもたまりませんが、ブラックニュージャパンをあっさり袖にする藤波のアレさもたまりません。