UFC51

今回のUFCは、KOが多くとても面白かった。特に、アルロフスキーvsシルビアのヘビー級暫定王者決定戦。アルロフスキーは、ベラルーシ出身でサンボ王者で、ひげ面のさえない風貌なんだけど、スタンドでシルビアを追い込んで、マウント状態になると、ガードポジションをとるシルビアの足をエイヤッとつかみ、アキレス腱固めに。リングス派のためか、こういう足関節で勝つのは、好きなんです。
メインのティトvsビクトーは、典型的なUFCの名勝負。攻防が目まぐるしく変わり、両者とも積極的なので、客も沸く。結果は、大ティトコールに、判定も後押しされた感じかな。
2ラウンド目の攻防をどうとるかだと思う。1ラウンド、3ラウンド目はティト。だが、僅差の勝利。
対して、2ラウンド目は圧倒的にビクトーだった。自分のジャッジだと、10-9、8-10、10-9で、引き分けだった。
ところで、シャムロックばっかりじゃなく、チャック・リデルもティトとからんでいるのに日本の報道は、ティトvsシャムロックしかない。チャック・リデル可愛そう…ティトを一度は倒したというのに。