アニマル浜口の新キャッチ「燃えろ!」が消えた深いわけ

週刊文春より

「アニマルは『2005年は”燃えろ!気合だ!”でいく。北京に向かってガンガン燃えろ!夢に向かって燃えろ!これからは挨拶も”おい燃えてるか!”にする。絶対に流行らせる』といきこんで『燃えろ!』を連呼していた。次の流行語対象を狙うつもりだそうです。
ところが、
晦日や元旦の特番などの掛け声は『燃えろ!』ではなく、以前の『気合だ!』に戻っていたんです。」
不審に思ったある番組関係者が、アニマル本人に聞いたところ、頭をかきながらこう答えたというのだ。
「『ドン・キホーテレスリング協会のスポンサーをしているため、協会関係者から”燃えろ!”はやめてくれって言われたんだよね』というんです」
ドン・キホーテは、アテネオリンピックの際にメダリストへ、協会独自の旅行券やメダルなどのほかに、報奨金を出している。その額は金100万円、銀50万円、銅の浜口も30万円をもらっているのだ。だからといって、そんな「報道統制」が本当にあったのだろうか?

と、文春は、協会や、ドン・キホーテ、またアニマル浜口に取材をするのですが、結局、答えはうやむやのまま。
どうせなら、浜さんに
「アニマルさん、放火騒動で苦しんでいるドン・キホーテに一言」
「”ドン・キホーテ!おい燃えてるか!燃えろー!ドン・キホーテ!燃えてくれ!燃えろ!(×3)気合だーーーー!(×5)
とか、答えるネタが欲しかったものです。
 
浜さんと言えば、やはり長州のために復帰したところが、最高だったよ。
山口県徳山市で行われた長州VS後藤の一騎打ち。だが、その時、G1にも全敗し、スランプの極地であって長州は、地元であるにも関わらず、あっさり敗退。
そこへ一人の男がリングに乱入し、長州に襲い掛かる。その男の正体は、体力の限界で引退していたアニマル浜口であった。
泣きながら、マウントパンチで長州を殴る浜口。浜口は、マイクを持ち、泣きながら絶叫する。「長州〜、燃えろ〜!燃えてくれよ〜!」
浜口は語る。
「テレビでプロレスを見ていたら、長州の目が燃えていない。そう思ったら、新幹線に乗って会場に来ていた。」と、その後、浜口は、長州のセコンドとして、京子の時と同じスタイルで、時にはレフリーに止められるほど熱狂的に「長州!気合だ!燃えろ!燃えろ!」とリングをバンバン叩いたりして長州に気合を注入し、また、長州の気合を確かめるために敵として戦うなどをして、
長州に喝を入れまくった。
そして、長州は復活。新日のエースとして再君臨するのであった。
って、たしか、これ90年か。あの時はよかったな…
そういえば、浜さんのテーマ曲は「マタドール」だから、ドン・キホーテと、なんか精神的な方向は同じっぽいよね。