ミセリ

巨人の新外国人ダン・ミセリ投手はかなりの剛の者だった。ミセリの名前を全米に知らしめた事件が起こったのが2000年2月18日の早朝4時半。日ごろから酒癖の悪かった実兄リチャードが自宅台所で突然暴れだし、止めに入ったミセリと殴り合いの大乱闘。
この乱闘によってミセリは右腕に5針、右ひじに2針を縫う大怪我を負ってしまった。しかし、その年ミセリは負傷をものともせずにマーリンズの中継ぎとして45試合に登板。6勝4敗、防御率4.25の好成績を残した。
「インバリーナービリティ・ファイター(不死身戦士)」のニックネームは全米中に響き渡ったという。そんなミセリに目をつけたのがUFC。結果的に。MLB側が「現役メジャーリーガーの出場はさすがに」とストップをかけて幻となったが、UFCからオファーが届くとはミセリはまさに恐るべきプレーヤー、いやファイターのようだ。(東スポ

ミセリ・西山のバッテリーなら、金本も怖くないって!