仙台vs山形

・地下鉄の中で、レプリカユニを着たおじいさん(70くらい)がいるのが、凄い。
仙台スタジアムは、街のど真ん中にあるのが、凄い。目の前にはコジマ電気があるし、イトーヨーカドーはあるし。
・驚いたのがベガッ太くんの石像があること。正直、凄い。
仙台スタジアムは、サッカー専用で、屋根もしっかりついてるし、本当に凄いスタジアムだ。
・中に入ると、黄色と青色の軍団が。スタジアム内のレプリカユニフォーム率は、ここが一番だと思う。そして、子供も、高齢者も多いのが凄い。
ベガルタサポの応援は、テレビで見る以上の迫力があった。屋根つきなので、音が反響するから、体に響いてくる。正直、応援を見ていて、ちょっとウルウルと感動。
・対する山形サポも、アウェイサポーター席にぎっしり。声援では数でかなわないけど、熱さでは負けていない。
・試合前の演出も、金がかかっている。下手なJ1のチームより、しっかりしてます。
・J1昇格のために負けられない山形と、目標がみつかりずらい仙台。しかし、それでも盛り上がるからダービーなんだろうね。
・開始1分、コーナーキックのチャンスを掴んだ山形。コーナーからのヘディングがジャストに決まり、ゴールかと思われたが、梁が身体で止める。仙台、なんとか救われる。開始から山形はイケイケペース。
・仙台は3-5-2、山形は4-4-2。サイドから攻めようとする山形。山形の高いラインの後ろをカウンターでつく仙台。
・序盤のペースは山形。しかし、セドロスキーからのクリアが上手いこと大柴に渡る。大柴にマークが集中したところへ、梁がフォロー。大柴→梁とパスが渡り、梁が強烈なシュート。キーパーがはじいたところへ、佐藤がしっかり詰めていて、ゴール。
・失点を喫して、山形の猛攻が続く。しかし、仙台が山形の攻撃の生命線といえる、サイドハーフである星、宮沢をしっかりマークして、攻撃力を奪っていく。また、高桑も好セーブを連発。そして、高くあがりすぎた山形のラインの裏をしつこくついていく。
・後半に入ると、攻める山形、それをカウンターで返す仙台、それをさらにカウンターでかえす山形、さらにそれを…と、お互いの意地の張り合いなような状態に。後半38分m佐藤が山形のラインをうまく切り裂き、そこからシルビーニョに、シルビーニョミドルシュートがしっかり決まり2-0。仙台サポ爆発。対して、山形サポしょんぼり。
・結果は、そのまま2-0。「東北最強!」と連呼する仙台サポ。そこに、他球場の結果が。「福岡1-0湘南」。山形4位転落。静まり返る山形サポ。スポーツのもつ残酷な一面を思いしらされる。
・個人的MOMは、シルビーニョ。2点目のシュートの前のフェイントは絶品。山形キーパー桜井の足を、フェイントをいれることで見事に止めた。
逆の駄目MOMは、山形の鈴木監督。交代枠を有効に使った仙台と違い、本来望まない殴り合い状態になったと時に、そのまま静観してしてしまったのは責められる。
仙台スタジアムを出ると、河北新報が号外を配っていた。「ベルデニック解任!」内容も驚きだが、監督が変わることで、号外が出ることに驚いた。
・しかし、これで27日の山形-福岡戦は凄いことになってしまった。
 
その後、宿で一休み。
宿のおばちゃん(正直、あばあちゃんと言ってもいい年齢の方)との会話
「仙台はなにしに?」
「Jリーグの試合を見に来たんですよ」
「山形との?どうせ負けちゃったでしょ」
「いえいえ、勝ちましたよ。」
「そう。お客さんが応援してくれたからね。でも、今年はもうJ1は無理だしね」普通に、おばあちゃん相手に仙台のことで会話になるのが、凄い。地域密着ってこういうこと言うんだろうね。

凄い。ばっかり連発ですが、本当にいろいろと驚かせていただきました。