ニュージーランド旅行記

3日目
朝起きて、ポテポテと歩いてワカレワレワ公園へ。
マオリ族の村があったところで、マオリ族の家やカヌー、原生林や、間欠泉、マオリの踊りが見られます。ちなみに、ワカレワレワのワカは、マオリ語でウォー(WAR)、戦場地という意味だそうです。無料ガイドがいるのですが、これがまた、いかにもなオージー系のナイスガイ。日本では、いないガイドのタイプです。
間欠泉も良かったのですが、個人的には泡泥が印象に残ってます。地熱によって泥が泡を出しているのですが、僕的には、ここに敵を追いこんで、殺したというガイドの紹介が耳に残りました。僕も、そんな策をやってみたい。間欠泉も、噴出す時間がわかれば、策につかえるなとか、まずあの丘を占拠すれば一望だなとか、そういうアホな作戦がいろいろと浮かんできます。間欠泉は、噴出すときは30m近く吹き出るので、凄い迫力。
また、ここで、鳥のキィウィーを見たのですが、かわいいのなんの。何がかわいいって、足が遅いし、飛べないし、弱いという、動物としての生存能力がないところ。
で、一度宿に戻って、今度は、別のマオリ村「MITAI」へ。
なんか、日本人向けぽい名前ですが、ちゃんとマオリの意味があるそうです。意味は、忘れましたが。
ピックアップバスが、宿まで迎えに来てくれます。ピックアップバスとは、観光地とかが、自前で宿や家までバスで迎えに来てくれるシステムで、もちろんお金は無料。
で、MITAIで、マオリの伝統料理「ハンギ」のディナーと、マオリの踊りを楽しもうというツアーに参加。
マオリの踊りは、圧倒的で、とても感動的でした。特に、ハカは何度見てもいい。ハカとは、ニュージーランドのナショナルラグビーチーム、オールブラックスが試合前に踊るあれです。
他に、マオリの伝統文化の紹介とかあるのですが、やつらがラダートレーニングを戦闘用のトレーニングに入れているのには、正直驚きました。相撲のてっぽう(等尺性収縮による最大筋力の増強)とかもそうですが、伝統的な訓練方法には、それだけの価値があるのかもしれません。
また、ニュージーランドのマークで羊歯がよく使われますが、これは、マオリの旗みたいなもので、他部族とあったときに、その羊歯を踏みつければ戦争、かかげれば友好というものです。
その後、ハンギのディナーへ。地面を掘って、その中に石を置き釜をつくり、石を焼いて熱して、釜に肉や野菜をいれ蒸すというもの。味は、まあまあ。ただし、観光客向けの料理で、今は一般的に食べられてません。
その後、夜の原生林ツアーへ。南十字星をちょっと見れたので、満足。