あれこれ

まず、訂正。12日に書いた

問題は、話し合いで決めたことを球団側が守らなかったときですが、これはさすがにできないと思います。

さすがにできないどころか、どうどうとやってますね。ここまで、球団側がのらりくらりだとは思いませんでした。東京高裁の判決である「誠実」には程遠いわけで、この球団側の交渉態度をストの理由にすれば、損害賠償されるわけはないと思われ、それどころか、球団側が損害賠償をたてに選手会の権利(スト権)を犯したということで、球団側こそ損害賠償の対象になると思うのですがね。
実際に、オリッ鉄両球団の赤字額が約70億円と公表しましたが、中身を見ないとなんとも言えないのです。親会社からの借入金の返済かもしれないし。実際は、例えば、イチローエクスパンジョンのお金が、全部親会社に持っていかれたように、そういう可能性は多分にあるわけで。
また、巨人も、実は公開しています。前、朝日新聞であった、220億円の収入で200億円の支出。20億円近くの黒字。という、アレです。確かに、公開はしているけど、中身を見ないとしょうがないのは、巨人も同じ。200億円の支出って、なにに使ってるの?という世界でしょ。
赤字金額の公開ではなく、財務諸表の公開を、ファンは求めていると思うのですがね。(選手会は求めてないみたいだけど)
で、

ライブドアが正式に申請したようです。
仙台宮城球場って、
2万人強しか入らないと思いますが、ネット中継をメインにやるから、あまり箱は関係ないんだろうね。ガラガラの大球場より、満員の小球場のほうが、テレビ(ネット)写りいいし。
楽天も動き出したし、本当に、今が変革の時なんだね。で、変わらない人もいます。
久万オーナー、痛烈けん制

久万オーナー
「見て天国、やって地獄。外で見るのと中でやるのはエライ違い。本当にプロ野球事業としてやる気があるのか」
野崎勝義社長
「会社の基盤がだいぶ違うんじゃないかと思う。(楽天は新規参入の)合格点に達しているのでは」

はっきり言って、久万オーナーも野崎社長もおかしいのが、プロ野球に入る資格が、「赤字に耐えられる」会社という考えなんだよね。赤字にさせない経営センスを持った経営者ではない。
プロ野球は、赤字で当たり前。そういうのが常識だから、駄目なんだという世間の常識がないあたりが終わってる。
ところで、新規参入金はどうなるのだろう?
ちなみに、メジャーだと98年が1.3億ドル。
なんだ、日本の60億円は安いじゃないかと思わないで下さい。
あちらには、新球団にはエクスパンジョンドラフトという、特典があるのです。つまり、育てた選手を、新球団にとられるわけで、そのための料金なのです。日本の場合、今のままだと、選手は自前で集めろということ。だから、新規参入金は、あくまで「赤字に耐えられる」会社選びというか、新規参入の壁でしかないと思います。もし、日本で、エクスパンジョンドラフトを行うなら、新規参入金が60億円でも、納得できるとは思います。もっと、実際は安い(30億円くらいかな)とは思いますが。