ようやくアジアカップを見れるようになったので、観戦記。

W杯予選では日本以上に苦戦し新監督を迎えた韓国。対して、予選でイランを倒し波にのるヨルダン。韓国は、3-3-3-1。ヨルダンは中東お約束の3-5-2。
先のユーロでは、全チーム4バック採用(3バックとの併用もあったが)だったが、ある意味アジアらしくていい。欧州トップモードでも、やる選手が欧州トップモードじゃなきゃ意味ないジャンと思うので。
前半最初は落ち着いた展開。お互い中盤に人数を割いているので、中盤での潰しあいに終始する。
その後、韓国がサイドを基本に攻め、ヨルダンはフォワードにあてて2列目が飛び込んでくるラッシュ式のカウンターをしかける。
安ジョンファンが、トップ下なのだが、効果的に動き、ヨルダンDFを崩していく。マリノスでもこれ位動けば、久保と併用できるのに…ジリジリ下がり始めるヨルダンだが、守りは堅く、安のミドルシュート位しか韓国には攻め手が無い。
後半はじめも、お互い攻め手の無い展開。
15分。韓国はカードを切り、車ドゥリをいれる。
実況「これはどういう目的ですか?」
加茂「流れを変えたいんでしょ。」
さすがの加茂解説に、思わず苦笑。しかし、さすがジーコと並ぶ日本代表監督。実際に流れが変わり、車が右サイドを切り裂いていく。だが、GKサファリが好セーブ連発。
こう書いていくと、ヨルダンは本当に僕が思っている中東チーム。プレスの位置が低めだが守りが堅くて、特にキーパーが上手くて、試合巧者。
結局、スコアレスドロー。中国、サウジ、韓国と優勝候補と言われるチームが今のところドローで終わっている。さて、日本はどうなるか?
韓国は、新チームの目指すものはなんとなくわかった。時代の流れはサイド志向だし、それを見据えている。アジア杯という真剣勝負の場で試合をこなしながら、どう育っていくか楽しみだ。
日本も、ガチガチに守ってくる中東勢対策という課題をどうこなすかを、見ていきたいと書きつつ、どうも最近、日本代表にのれないんですよ。日本代表インポ状態。どうしたら治るか教えてください。