ナベツネ"流血”覚悟の球界改革私案を明かす

Q:サラリーキャップはしくべきか?
A:やるべきだと思うが、自分の主張は、お金を出す方の改革も大事だけど、まずお金を入れるほうの改革もしなくては意味がないと思います。
選手に血を流させるなら、ナベツネ、お前も血を流せといいたい。
日本の球団でこれだけは変えてほしいのが、帳簿の透明化と、独立化。
今回の近鉄の悲劇も、不透明な金の流れと、親会社の都合のために起こったのである。
親会社から独立するべきである。パの球団は、一説には10億円の赤字と言われているが、球団名、ユニに大きく親会社がでることなどを広告費としてとればいいのだ。近鉄ネーミングライツは批判をあびたが、あながち間違いじゃない。親会社から独立して、ちゃんと広告費を親会社、またはほかの会社からとるべきなのだ。
以上のことから、唯一例外のチームがある。黒字会社の読売の場合、利益が巨人というチームのために使われるのではなく、読売グループのために使われているのである。こんなおかしなことはない。
結局、ナベツネの言っていることは、
1リーグで、巨人戦中継のたてなおし。
サラリーキャップで、巨人のさらなる利益のアップを。
という、読売グループのためのものでしかない。
サラリーキャップを選手に求めるなら、自分も血を流して、放映権、そしてそれにまつわる放映権料のNPBへ譲渡し、そして球団を親会社から独立させ、経理を透明化させるとともに、球団の利益がファンや野球のために使うようにすることである。
結局、自分が血を流さず、周りにだけ血を流させて改革しようとするから、根本的な部分は何もかわらないんですよ。君らが一番の抵抗勢力なんだって、ナベツネも、小泉君も。ところで、一番の突っ込みどころは

 まず、合併後の新球団のプロテクト選手について「最大で一軍(登録数の)28人、最少で5人。エースとホームランバッターがいれば、あとはどうでもいい」と初めて具体数を提示した。

上原とローズがいれば、あとはどうでもいい。