まあ、本気になさらずに

週刊特報という雑誌にあった、”格闘界「金とやらせ」の10大醜聞”という記事を紹介。

まず、裁判沙汰になっている、まさか本当に8億円を使って、アレだった。猪木祭り。日テレは2億円減額したわけだが、その理由として、契約書にミルコの名が明記されていたが出場しなかったこととしている。しかし、ケイ・コンフィデンス(以下KC)では、ヒョードルを参加させたこと、しかも新日のエースである永田とメインをやらせたという実績を主張しているという。ヒョードルの出場はともかく、相手が永田じゃ2億円の減額もしょうがない気がします。
そもそも、8億円も使ったのは、藤波の引退セレモニーでは、ダンサーたちの出演と猪木の豪華な衣装代に1億円、異種格闘技戦を行う藤田への贈答ベルトの制作費が1億円、会場の芝を痛めないためのシート敷設にも1億という、無茶な使い方をしたからであり、一億円の引退式をやりながら引退撤回をしてしまう藤波は大すきなんだが、結果永田、安田、村上、ジョシュら選手を派遣した新日に1億以上、旅行代理店に2000万、高山には1500万、パンクラスには500万円など、協力した業者への支払いがストップしたまま。ちゃっかりしているのは、猪木事務所所属の藤谷はしっかりギャラが支払われている点という結果になってしまうのである。しかし、藤田のギャラが払われているということは、もちろん猪木へのギャラも支払われているのは間違いないのが、さすが猪木。
こんな調子で、PRIDEやK−1にもふれ。最後は、なぜか全日。
「馳がHPの日記に彼自身が『青木取締役からチケット買ってください。お客さんが入らないと会社つぶれるんです!との切迫した声での連絡を受けて、自腹で1万円のチケットを2枚購入した』なんて書いたもんだから業界内では『そこまで書くか!と馳センセイへの非難の声があがった」
「社員の給与が4ヶ月も遅配になってます。今年4月からは、一律賃金が10%以上カットされたと噂され、ケンドーカシンは事実上フリー宣言をしました」

など、なんとも景気悪い話がのる全日。
最近、奥村が退団した際に、病気の妻をかかえて、そのために退団したと週プロでは書かれていたが、それなのに何故メキシコに一人で旅立つのか考えると、とても切ないのである。