パーフェクトブルー
最近、機会がありまして、「パーフェクトブルー」を、再見しました。前、見たときと違って、胸が痛くなります。何故って、あの時と違って俺モーヲタだから。
このアニメの見所って、アイドルヲタを冷静に描いているところだと思うんだよね。一般的には、今敏監督御得意の、現実と虚構のシンクロや、アニメでやらなくてもいいのにわざわざやる部分なんですが。で、アニメの中でのアイドルヲタのセリフ。
・「最近、バラ売りも多いし」
ごめん俺も、言ったことあるよ。
・「また、やつら来てるよ」
と、言っているヲタもまた来ているわけで。
・「まあ、事務所としちゃ当然でしょ」
すみません、UFAがどうだとか、山崎がどうだとか、寺田がどうだとかよく言ってます。
・「視聴率上がったって」
なぜか、番組の視聴率やCDの売上もバッチリ!
・「バカだねパンピーは」
これは、さすがに言っていませんが、アニメのシーンと同じように秋葉原で物色しながらヲタ会話はしたことあります。
ああ、書いていて胸がえぐられてきたので、これくらいで。
どうせなら、今、新しくリメイクしたのを見たいよ。この作品の当時は、アイドル冬の時代でして、アイドルヲタ=カメコみたいな時代なんですよ。ヲタ芸が進歩した今、ちゃんとヲタを描いてたら見てみたいよ。劇中のヲタも「ミマリン!ヲイ!」とかやって、マワってほしいよ。