選手名鑑

週刊プロレス名鑑ロマンを買う。週プロ15年間の名鑑をまとめたもの。15年というスパンで見ると、かなり面白い。

●藤波の抱負:「部屋別制度の確立!」→「ベストをつくす」→「新たなる挑戦」→「無我の確立」

 藤波は、本当になにもやれてないなあ

●永田95年の抱負:「上の人に認められるようになりたい」

 長州時代は卵、蝶野時代はノアとの外交官、猪木体制では猪木祭要員。永田のメンタリティーって、ずっとこうなんだろうな。

●中西の抱負:「97年は私の年にします」→「97年は私の年にできなかったので、98年はぜひ!」→「98年は私の年にできなかったので、99年は結婚します」→「2001年はプロレス界から発信したP4メッセージを広く世間に伝えていきたいです」→「真のトップを目指して頑張る」→「一番T強いものが勝つと証明する」

 なんかさ、中西のブレイクしなさぶりが可哀想になってきたよ。

 新日の選手名鑑の順番が、永田の出世と中西のブレイクしなさをあらわしていて、

98・99年は中西・飯塚・西村・永田→00・01年は飯塚・中西・永田・西村(中西は飯塚に抜かれ、永田は西村を越す)→02・03年は飯塚・永田・中西・西村(ついに永田が中西超え)→04年は永田・中西・西村・飯塚(永田の飯塚超え。中西は飯塚の怪我休場で自動的昇格)

永田って、プロレスラーじゃなくて、会社員だったらこれほど優秀な社員はいないかも。

越中の好きな有名人

 渥美清をあげて、男はつらいよ好きをアピールしていた越中渥美清が亡くなると、サムライというあだ名に恥じぬ有名人をあげる。その名はSPEED。30代独身男が、小学生に萌えっとするのはさすがサムライ(注:この辺、内輪ウケです)。で、SPEEDが解散すると、その後の返答は「なし」。そんなに解散がショックだったのか、越中

●大森

新日の中西か全日の大森か!と、一部で言われていたほどにブレイクしないまま、ここまで来ちゃった大森。

 95年から目標が4年間続けて「早く自分のスタイルを確立する」。お前は、自分のスタイルを確立するのに何年かかってるんだよ。大森が足踏みしている間に秋山は5強入りし、99年の大森の目標は「5強に勝つ」と、秋山より格下を認めるのであった。