バルセロナvsラシン・サンタンデール

バルセロナは、お約束の4-2-3-1。ワントップがラーションで、左サイドがエトー、右サイドがジュリとニューフェイスで3トップを組む。
ラシンのバックラインが後ろに下がりすぎるため、中盤は圧倒的にバルサが支配。
しかし、シュート数の割りに点につながらないバルサ。圧倒的な印象と異なり、結果は0-0で前半終了。
後半5分。やはりニューフェイスベレッチからのセンタリングでジュリが得点。
さらに、ラーションに変えイニエスタを投入し、エトーをワントップに置くと、バルサの勢いはさらに増す。
結局、結果は2-0だが、ラシンのGKドゥドゥの活躍が無ければ、5-0でもおかしくなかっただろう。
これで、ロナウジーニョが入ると思うと恐ろしい。あとは、この日の勢いを上手くつなげられることができるかだろう。

堤は、3軍制のことを忘れていそうな気もしますが

h−5さんの東京ドームを越えて、日本野球の頂点へと続く道(夢物語)
僕よりもわかりやすく、3軍制への不安や疑問をもちながらも肯定的な意見ですので、そのまま便乗します。アマ野球に関しての唯一の救いは、社会人野球からクラブチームへとシフトしていることだと思います。
 
興行に一番必要なものは何かと聞かれたら、権威だと思っています。技術とかそんなのは、あとまわし。社会人野球がプロに毛がはえたなら、高校野球の技術はどうなの?と思います。だが、高校野球は5万人あつめることができ、全国ネットで放映しても視聴率はとれ、スポーツ新聞の一面も飾れる。興行にとって、技術が一番ではない証でしょう。
巨人の野球が面白いかよりも、巨人という権威があった。巨人・阪神戦が、面白いかどうかはともかく、それで客が集まるのは、「伝統の一戦」という権威があるからというのは大きいと思う。パリーグに客が入らない(今はだいぶ改善されましたが)のは、野球がつまらないのではなく、権威付けに失敗したからだと思います。
甲子園(高校野球)は、朝日という新聞をうまく使い、権威付けに成功した例でしょう。「健全なアマチュア精神」って、今の高校野球のどこが健全化わかりませんが、かなり権威付けには成功しています。逆が社会人野球で、時代とともに変わる価値観(権威の変化)についていけなかったのが六大学野球
プロ野球も、時代の変化についていけず、権威がなくなりかけています。まあ、そのために改革って流れについてのアレコレは置いといて。
3軍でも、客を集めるには、やはりなんらかの権威付けが必要だと思う。例えば、1軍、2軍と入れ替え制にするってのは、いつかは上にっていう権威付けは、僕でもうかぶ。
3軍制への批判が多いのは、実は、「3軍」という権威のかけらも無い名前で出てしまったためかなと思います。もちろん、3軍制でなくても、アマ野球を助け、プロとアマが一体化する道もあると思います。だが、3軍制に代わる代案が、ファンからも出てこないところがつらいところですね。まずは、プロ野球を!ってのはしかたないんですけどね。
今週の「週刊ベースボール」では、マイナーリーグの結成を訴えています。興味のある方は、ぜひ。