WBC雑感

イチロー石原慎太郎は、三国人の方になにをされたのか聞きたい。麻生太郎は、2ちゃんねらーだから、わかるんだが。
・WBCは、興行的に成功だったらしいが、プエルトリコのおかげという気がする。ガラガラの日本での1次リーグと比べ、プエルトリコは客が入っていた。
週刊プレイボーイで、日本敗退という論調で書いていたので、日本の優勝を確信した。多分、来週は、イチローにに学べとかやってくるのだろう。
・どこまで王が考えて選んだか、わからないが、宮本を選んだのは大正解だと思う。トルシエの時の、秋田、中山しかり、年齢での上下関係を重んじる日本では、チームにつくすベテランの存在は大きいと思う。ジーコに、そういう采配ができるのかな?
イチローの「向こう30年は日本に手を出せない」に韓国が過剰反応したのは、『日帝三十六年』を、想起させてしまったそうです。この辺、文化差だよね。おかげで、日韓戦が盛り上がったんだから、OK。
週刊文春で、鷲田康という記者の論が、僕が考えているたことと、同じなので紹介。

スポーツとスポーツビジネスという二つの側面から見ると、第一回WBCは明らかにスポーツビジネスに偏った大会だった。大会運営の主体となったMLB
(大リーグ機構)とMLB選手会は、テレビの放映権とチケットを売ることを最優先に取り組んできた。
その結果が、スポーツではあり得ない不公正な審判の判定やあからさまにアメリカを優勝させようとするシステムだった。アメリカが決勝まで中南米諸国とはぶつからない組み分け然り。順位決定の”失点率”ルールも最後まで二転三転する始末である。
日本ラウンドの興行権を握った読売新聞社もこうしたMLBのビジネスに乗っかった。実は日本球界がまだ参加の是非を論議している真っ最中に、同社はNPBの頭越しにアジア予選の興行権を買い取っていた。
直後に突然、巨人が「球界の将来を考えるなら、血を流してでも参加すべき」と言い出し、同社の渡辺恒雄会長が各チームのオーナーに直接電語で参加を要請して流れを作っていった。
最終的に巨人から出場したのは上原一人だけ。調整不足やけが人などのリスクを負って選手を出した他球団と、S席一枚一万六千円という超高額チケットを買ったファンの”血”を吸って、読売が儲けるという構図となったわけだ。
実はWBC日本チームは、アテネ五輪長嶋ジャパンが着たピンストライプの代表オフィシャルユニフォームを着用できなかった。
このユニフォームは「日本野球の振興のため」にオフィシャルスポンサーが協賛金を提供する契約となっているが、WBCではその資金のほとんどがMLBに吸い上げられ、実質的に日本球界には還元されない。
そのためスポンサーが協賛を辞退したからである。
繰り返すが、今回の王ジャパンの快挙が低迷する日本球界にもたらしたメリットは計り知れない。
その一方で、MLBと一企業のみが大会の利益を独占するシステムは、将来的にはこの大会の広がりを阻害するものになりかねない。
日本代表がきちんと公式ユニフォームを着用できる公平な日米の関係を作ること。
日本球界とファンに利益が還元されるようなシステムを作ること。この大会がより意義ある世界一決定戦となるために、この二つはどうしても必要なことだろう。

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