1989年ドラフト

友達と話して、1989年ドラフトを、今なら誰をとるということが話題になった。
ドラフトに当たり年、外れ年はあるが、この年は異常だった。
名球界入りだけでも、日米通算200勝投手、野茂(本人が名球界入りを受け入れるかどうかはわからないが)。捕手で2000本安打、古田。そして200セーブ佐々木。前田智も可能性として、ありえる。
そして、小宮山、佐々岡、与田、潮崎、岩本、葛西、西村、橋本、柏田(ドラフト外)、酒井、田之上。
野手では、新庄、種田、井上一樹、石井浩、吉岡、浅井、宮地、馬場、平塚、南淵、出口おまけに元木。
また、ちょっと異なるが、この年は、小久保、石井貴、仁志、鳥越、関根、井出、大西も、ドラフト候補であった。
外的要因抜きに(古田は野村が育てたとか、鈴木の元じゃなければ野茂は日本にいた等は、考えず)、今の成績を知っていたら、あなたは自分の好きなチームに誰が欲しいですか?
野茂、古田、佐々木がトップ3でしょうが、捕手力を評価する人が多そうなので、古田が1番になるかなと思ったりもします。実際に、最も優勝に貢献した選手(それも1年だけではない)という見方でみれば、古田でしょうね。
トップ3につぐのが、前田、小久保、佐々岡、小宮山か。与田、石井浩も、もっと上手く使えたという人も多そう。そして、この年にもなっても、キャリーオーバーした種田には、本当に頭が下がる。
本当に、伝説の年ですな。
確か、巨人戦の視聴率が一番よかったのって、この年なんだよね。パリーグも、近鉄が盛り上げ、トレンディーエース(プッ)で女性人気も高まった年であった。もしかして、野球の最後の黄金時代だったのかなと思いつつ、まだ、これからも、いい時代が来ると信じたい。