佐伯

東スポより

横浜の4番打者・佐伯貴弘内野手にシーズン中に話を聞きに行った際「説明しても分かってもらえないから話さない」とハネつけられた。オフになって、ヘタにマスコミに話しても誤解されるだけと思っているフシがあることが分かった。昨年『FA宣言で入場料を下げろと珍要求』と書かれたことがキッカケだったという。
「面白おかしく書かれた。オレは球団に付加価値を付けてはどうかと提案しただけなのに。その後、2ちゃんねるにオレのことがボロクソに書いてあった。頭にきて、その場でノートパソコンを逆に折り曲げ、バットでフルスイング、粉々にしてやった。それ以来、二度とパソコンは見てない」
さらにこんなことも。
「今季、オレはひと言も言ってないのに、テレビの解説者に『彼は4番ではなく4番目の打者という意識でやってます』と言われた。そんなヤツにオレの真価が分かるか。それじゃ責任感がなくなるだろ」しっかり取材して、正確に報道してくれという思いが言葉の端々から伝わってくる。報道する側としては襟を正さざるをえない言葉だ。