オーストラリア旅行記 10/8〜10/9

○８日
8日の夜、成田よりシドニー行きのカンタス便で出発。楽しみにしていた、機内映画は、チャーリーとチョコレート工場、シンデレラマン、マダガスタルと観た映画ばかりでへこむ。
ファンタスティック・フォーを、まだ観てなくてよかったと思いながら、鑑賞。良くも悪くも、マーベルといった感じ。しかし、リーダーのキャラが弱いのと、4人の合体技が少ないのが残念。同じ能力を持ったパーマンが、ちゃっとキャラが立っていたことに、藤子Ｆの凄さを改めて思う。
映画を観ていたら、日がかわったが、眠くないので、もう一度、ファンタステッィ・フォーを、英語版で鑑賞。英語わからなくても、ストーリーがわかるのが凄い。
○９日
シドニーに到着後、国内線に乗り換え、アリススプリングス空港へ向かう。オーストラリアの検疫は、食べ物にうるさいが、食べ物だけ別の袋にいれて見せると、あっさり通過。隣で、日本人の家族が、捕まっていたので（ペットボトルの水も、オージーはうるさい）、お手伝い。自分で、旅行に慣れてきたんだなと実感する。
飛行機でシドニーからアリススプリングスまで、約３時間半。機内からの景色が、なんもない赤土の地面ばかりで、えらいところに来たなと思う。
機内の映画は、バットマンリターンズ。英語でしか観れないが、これも、なんとなく、スジがわかる。ハリウッド映画って、やっぱり偉大だよ。
アリススプリングス空港から、バックパッカーズ（バックパッカー用の宿）のシャトルバスで、宿まで約10分。シドニーまで、Ｇ３携帯は使えたが、アリススプリングスでは使えず（国内用の携帯は、大丈夫）。まあ、なんもないだろうと、携帯の電源を切る。
宿で、友人と再会。
今後の予定を話し合いながら、アリススプリングスの街をブラリと歩く。アメリカとかにある典型的な田舎町といった感じ。
日差しが強いのは気になるが、乾燥しているので、それほど暑さは感じない。それよりも、ハエの多さが気になる。口や眼や耳に入ってくるから、たまらない。フライネットを、後日買ったが、先に買えばよかったと、後に後悔。
田舎町だけあって、逆に、オーストラリアが、よくわかる。
アボリジーニ（原住民）と、白人の差別が根強いらしく、アボリジーニのホームレスが目につく。子供はそうでもないけど、大人で白人とアボリジーニが話しているのを見かけなかった。
また、物価が安いと言われているけど、今は円安とデフレでそうでもない。自分は、トラベラーズチェックでオーストラリアドルに変えたが、その時、１ドル＝８８円。キャッシュだと、１ドル＝９７円。１ドル＝約１００円で、自分は計算していたけど、
水1.5リットルが3.5ドル＝３５０円。
チョコレートが、１個2.8ドル＝２８０円。
と、計算すると高いでしょ。
水は、水道の水を問題なく飲めるが、硬水なのでエグミを感じるので、できたらミネラルウォーターを飲みたいところだが、ちょっとケチってしまった。チョコレートは、甘いだけといった感じで、日本のお菓子の方がおいしい。でも、ウォンカチョコレート（チャーリーとチョコレート工場のアレ）を売っていたのがうらやましい。ゴールデンチケットが入っていれば、ネッスルのイギリス工場を見学できるって、いいなあ。
食料品も、肉、野菜、果物は安いが、外食するとなると日本より高いと感じる。スーパーで、肉は、牛、豚、羊とあって、さらにカンガルー、ラクダ。肉の種類によって、値段の差はあまりない。
クリケット専用スタジアムがあるのが、ちょい驚き＆オージーでは野球はローカルスポーツなんだなと実感する。他には、テニス場、そしてバスケットコートがあった。スポーツ店に入ると、市場面積が一番多いのが、クリケット。そして、ラグビー（１３人制）、バスケットボール、フットボール、バイク、テニス、ゴルフときて野球。ダーツもスポーツにカテゴリーされているのが、ちょっと笑った。テニスはアガシ、フットボールはプレミアリーグ、バスケットはＮＢＡ、野球はＭＬＢ（シアトル時代のケン・グリフィーJrだったが・・・）のポスターが張ってあった。
夕食は、バーで食事。カンガルー、ラクダ、ワニ、エミューの取り合わせセットを頼む。
カンガルーは、ビーフに近い感じだが、ちょっと硬い感じ。ラクダは、動物の肉といった感じで、脂が強くて癖がある。ワニは、こっちの人間は「見た目は白くて鳥のようだが、味は白身の魚だ」とのことだが、日本人の感覚だと、白身魚より鳥に近い感じ。でも、旨いです。これが好物という、パリッシュの気持ちもわかるよ。エミューは、ただの鶏肉といった感じです。
酒は、バーということもあり、とりあえずビール。ビターがどのビールも、日本よりちょっと強いかな。
宿に帰って、エアーズロックへのツアーを申し込むが、明日は人が少ないので出ていないとのこと。
代わりに、熱気球に乗るツアーを申し込む。朝４時出発ということで、早々に就寝。