電車男

今日は、会社を休んで、埼スタ行くまで暇なので、一人でブラリと観にいきました。
平日の昼間、それも雨が降っているのに、客入りは上々。自分みたいなキモオタが1割、高齢者が2割、カップルが2割、あとの5割が女性。友達同士、または一人って方も結構いました。サービス業は平日が休みってパターンは結構あるから(除く、公務員)、平日に混むのはわかるが、女性の多さに驚いた。
 
原作をよく知らないので、比べられませんが、映画として結構おもしろかった。ぶっちゃけた感じ、どうせ製作時間もないし、予算もないし、それほど期待されてないし、主題歌はオレンジレンジに決められちゃったし(エンディングテーマが流れる時の手抜きっぷりといい、その後サービスカットがあることといい、エンディング以外で一切オレンジレンジの曲を使わないことといい、そういうふうに感じました)、ちょっと金が使えるテレビドラマのノリで作っちゃいましょって、気負いの無さが、とてもいい感じ。監督もテレビドラマの人だから、そのノウハウを上手く使っている。主演の山田孝之中谷美紀も、演技を楽しんでいる。
電車男を僕は、基本的にジャンプ漫画だと思っているのですが、努力・友情・勝利のパターンを上手く流れにのせていました。隣の女性が見終わった後に「面白かったけど、こうすればいいと思われるとイヤだよね」みたいなことを友人と話していたのですが、それは女性の見方でしょうね。(原作を知らないので、映画での)エルメスは、僕の視点で見ると、かなりの悪女。いや、悪女というか駆け引きが上手く、電車男を上手く手のひらの上に乗せたという感じ。だから、僕からすると、本物のキモオタを甘くみないで欲しいよねって感じかな。オタを捨てるくらいなら、彼女なんてイラネって人間もいるんだっつうの。
まあ、そんなわけで、十分楽しませてもらいました。
特に、国仲涼子のメガネ看護婦姿はかわいい。中谷美紀の評価は上がらないけど、国仲涼子の僕的ランキングは急上昇中だ。