学会員「パパイヤ鈴木」が都議選イメージキャラ

週刊新潮より

アフロヘアのパパイヤ鈴木は創価学会の「芸術部員」として、3月6日付の聖教新聞にも大々的に取り上げられているが、彼が学会員であることは一般にはあまり知られていない。そのせいか、都選管は4月13日、彼をイメージキャラクターに起用することを発表した。
 〈都の選管は大丈夫なのだろうか〉パパイヤの起用に、自身のHPで疑間を呈しているのが宗教評
論家の島田裕巳氏だ。「創価学会公明党は一応別の組織ですが、学会が公明党を支持しているのはハッキリしている。普通のイベントならいざ知らず、選挙のイメージキャラクターに学会員を起用するのはいかがなものか。都議会は与党である公明党の力が強く何らかの力が働いたのかと思ってしまいますよ」
 それにしても、なぜ学会の広告塔であるパパイヤが選挙の顔に選ばれたのか。都選管の河合秀二郎・委員長職務代理はこう語す。「事務局が広告代理店に企画を発注した結果、たまたまパパイヤさんの企画が起用されたのです。学会員だという話は、起用を決めた後で耳にしました。問題だと言われても、宗教に帰依している芸能人は他にもいるし、あくまで企画として総合的に優れているものを選んだわけで……」
 人選に際しては、公明党などから「要望も圧力もなかった」そうだが、知らなかったというのはお粗末だ。「選管はしきりに、投票率アップのための起用と説明しています。確かに、前々回は都議選史上最低の40・8%の投票率で、前回も史上2番目の低投票率でしたからね。しかし、李下に冠を正さずとの批判は免れません」(都政担当記者)
 選管のトップばかりか、「パパイヤが学会員とは知らなかった」と言う都議も結構いる。民主党の名取憲彦都議もその一人だ。「それは大問題だ。創価学会公明党に連結、連動しているわけですから、学会員を都議選のイメージキャラクターに起用しては公平性が維持できない。キャラクターを代える必要がある。早遠、都にどういうことかと問い質しますよ」
 選挙のイメキャラである以上、選挙応援などは当然ご法度だが、創価学会の芸術部書記長だった古谷博氏は、それ以上のメリットがあると指摘する。「学会には"囁き戦術"と呼ばれる戦術があるのです。例えば"パパイヤ鈴木は公明党を支持しているんだよ"と周囲に囁く。それだけで、若いサラリーマンや
OLなどの浮動層には大変な宣伝効果になるのです。今回は都の選管によってイメージキャラクターに選ばれたのだから、"選管も創価学会を認めたのよ"と囁くこともできる。下手な応援演説よりも、はるかにメリツトがあるのです」
 今年は創価学会創立75周年、池田大作名誉会長の会長就任45周年に当たる。「最近の聖教新聞を読むと、都議選への力の入れ方は相当なものです。学会員は、パパイヤ鈴木を仲間だと思っているから頑張るだろうし、公明党にとっては1〜2割の得票効果があるかもしれない。仮に1割でも大変な数字ですよ」(ジャーナリストの段勲氏)
 今後、都内の約300店舗の居酒屋でパパイヤのイラスト入りコースターが使われる予定だという。税金
でそんなものを作るな。

創価の悪口を言っていたら、実は周りは創価ばっかりだったってのは、よく言われる宗教ギャグですが、洒落にならなくなってきたな。
その前に、今更、パパイヤ鈴木で投票率が伸びると思っている連中の頭の悪さも問題。しかし、投票率低いと、公明党が強くなるわけで、少しでも投票率が上がることを願う。いやさ、皆が投票して、それで公明党の天下になるなら、まだ納得いくんですよ。でも、投票しにいかないで、創価嫌いが結構多いから、困ったもんだと思って。