ミリオンダラー・ベイビー

最初、Zガンダムを見たいと思い、開演1時間前に映画館に行ったんですが、立ち見も不可能な状態でした。こんなに人気があるとは思わなかった。オタク気質の、先に見て語りたいってのはあるんでしょうけどね。あまりの人手に、映画館の職員もテンパって、「ミリオンダラーマンなら座れます。」と、間違っていました。テッド・デビアスがいるなら、見てえよ。
で、ミリオンダラー・ベイビーの方は、Zと同じく本日から上映開始ですが、こちらは結構すいていました。
 
私はイーストウッドを、映画監督として結構、評価しています。ミステッィク・リバーは自分的にはイマイチでしたが、スペース カウボーイみたいな、ああいうオヤジくささって好きなんですよ。
で、このミリオンダラー・ベイビーも、凄いオヤジくさい。クリント・イーストウッドモーガン・フリーマンの顔の皺とか、そういうのが上手く映像でいかされているんですよね。ヒラリー・スワンクが話の主役なのですが、上記のオヤジコンビが映像上の主役といった感じがします。
で、感想ですが、映画を見終わった後は、「こんなものかな」って感じだった。上手いし丁寧に作ってあるけど、その分、驚きがないというか、まとまりすぎな感じがしていた。一番驚いたのは、モーガン・フリーマンが家政婦は見た状態で、何でも見て知っているということ。しかし、今、こうやって感想を思い出しながら書いていると、少し涙ぐんでしまった。後からきますね。自分が、人間の好みとして燃え尽き型が好きだからかもしれませんが、やっぱり、良かったんだと思います。