ULTRAMAN THE MOVIE

ryu482004-12-19

池袋にある、シネ・ルーブル池袋に、18日の15:30の回を観にいきました。
ここは、舞台挨拶のある劇場だったのですが、私が行った回は、舞台挨拶は終わっていました。しかし、開場を待っていると、劇場のお姉さんが
「皆さんのために、ウルトラマンが来てくれています。握手や写真撮影も大丈夫です。」と説明。
ちょっと、沸き立つ観客。
しかし、出てきたのは、ウルトラマンゼアス
思いっきり引く観客。
子供達の中を、ゼアスが歩いていくのですが、モーゼのように、客が見事に離れていきます。全員、半笑い状態という寒い状況に、劇場のお姉さん、大きな声で「握手も写真撮影もできますよ。遠慮なくどうぞ!」と言うも、客は遠巻きに見たまま。
ゼアス、可愛そう…
やっと、勇気のあるお父さんが、子供を無理やりつれて、写真を撮ります。勇気ある勇者の登場で、子供連れの家族が何人か、握手や写真撮影をしたけど、イマイチ盛り上がりに欠けたまま。
えっ?僕ですか?もちろんゼアスと握手して、写真も撮りましたよ。ほら、俺、大きなお友達だから(キッパリ)。
そんな、半煮えの雰囲気のまま、開場。
映画は、意外とストーリー部分が長い。話として大人が見られるストーリーにちゃんとなっている感じ。だが、そのために、子供達がうるさい、うるさい。
日本の子供用の娯楽映画の悪い癖ですが、子供用なのに結構、回想シーンが多い。時間の概念がしっかりできあがるのは、小学生以降なので、この辺、考えた方がいいのになあとよく思います。いやさ、仮面ライダー剣も、そうだったので。
とはいえ、そのうるさい子供達も、アクションシーンになると、突然、静かになって見入ります。正直、アクションシーンは凄い。板野サーカス大暴れの空中戦闘シーンもいいのですが、スピードある空中戦と、じっくりとしたストロングスタイルの戦闘シーンが見事にいい塩梅になっているので、子供も飽きないんだよなと思う。子供を助ける時のシーンには、カタルシスを感じましたよ。
ストーリーは、子供向けとしては難があるが、子供と一緒に来たお父さん、お母さんも、楽しめると思う。ウルトラマンじゃなくても、十分通用する映画です。
同じCGアクション系でも、デビ○マンより、こっちの方を海外に持って行ったらウケルのになあと思いました。デビ○マンは、普通につまらない映画。ULTRAMANは、普通に楽しい映画でした。
子供達の声
「(寝なかったのか?という、お父さんの問いに)寝ないよ。寝てなんかいられないよ。」
ウルトラマンが、バビューンと飛んで、カクンと曲がってね…」