暴れん坊将軍スペシャル 歌って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバ

声に出して読みたい日本語ですね、特に「歌って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバ」のあたり。
てなわけで、新宿コマまで行ってきました。
去年のマツケン舞台「用心棒」&コマ空間が非常に良かったので、今年も行ったのですが、また来年も行く。絶対に!
 
コマの雰囲気が好きだ。31歳の僕だが、無茶苦茶ヤングになってしまうこの空間が。ただし、去年と違い、30代〜40代の女性をちらほら見かける。マツケンブームは非常に静かだがあるのかもしれない。
開演。
橋の上にたたずむ傘をさしたマツケン。そして、マツケンを囲む悪役たち。傘が闇に消える。かっこいい!暴れん坊将軍のテーマで、殺陣をはじめるマツケン。つかみはOK!。
その後、町人達が踊りながら「しあわせの旅人」を歌い上げる。これは、時代劇ミュージカルなんだと、観客に意識づける。
ストーリーは吉宗が「風車(帰りゃんせ…」という歌声を聴いた吉宗が、その歌のルーツを探し回るために街へ。そこで河原の人々と知り合い、友情や愛を深めながら、悪をぶった切るという、テレビ暴れん坊将軍+αというストーリーだが、ストーリーなんていいんだよ!
タイトルどおり、マツケンはじめ三原じゅん子が、大鳥れいが、太川陽介が皆が歌って踊って、歌って踊って、歌って踊って…という展開で進んでいく。
第一幕の最後は、悪に翻弄された恋人達が、愛を確かめ合うというシーンなのに、なぜか歌いまくる吉宗マツケンマツケンのとこだけ、舞台がせり上がる。ピンスポットライトを一身にあびるマツケン。いいよ!
途中35分の休憩。
マツケングッズ売り場にいくと、のれんだマグカップだ、生写真だといろいろなグッズを売っている。チラシを貰うと、「松平健クリスマスショー」だった。1名3万円。『大好きな”わたしのサンタクロース”に会いたい。今夜はとっておきのクリスマス』たまらん!
第二幕開始。
いきなり、マツケンマンボでスタート。相変わらず掴みはOKです。
二部になって、ストーリーは急展開で進み、あっという間に終了。すごい畳み込みです。これでも、満足なのにこれからメインイベントが始まる。
電光ギラギラのバックに、ミラーボール。他の会場ならいかがなものかだが、新宿コマには異常にはまる。そして客が持つ「松平健あや棒」という名の2千円もするサイリウムが超まぶしい。残念ながら売り切れで買えなかったんだが、買っとけばよかった。うらやましいぞ、こんちくしょう。
スモッグが炊かれる舞台で、ラメ入った着流し、羽のついた衣装で歌うマツケンに、キター!と思っていましたが、甘かった。
マツケンサンバ!キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!!
ラメの入ったバックダンサーの踊りが眩しい中、全身金ぴか着物のマツケン登場!神の降臨ってこんな感じなのではないでしょうか。
ウォー!思わず叫ぶ。
観客が手拍子をするんですが、猿のように手拍子を続けてしまいました。最後には舞台全体、金ぴかメラ入り集団が。圧倒的すぎる。凄すぎる。マツケンサンバが終わったあとも、拍手は鳴り止まない。マツケンが止めたために終わったが、止めなかったらあのままやっていたんじゃないかな。凄い拍手の音だった。
マツケンがアドリブを交えながら、お客さんへの感謝と、「皆に元気を与えたい」とキッパリ言い切るマツケン
与えられたよ十分。本当にありがとうマツケン。来年も行くから、また元気を与えてくれ。
本物のエンターティメントを観たかったら、今から新宿コマに行け!自殺を考えているなら、新宿コマに行ってからしろ!やばい、書いていて、また行きたくなってきた。
DVDで満足しないで、ライブで観て欲しい。本当に凄いから。