ニュージーランド旅行記 6日目〜7日目

6日目
朝起きて、グローワームケーブに向かう。これはグロームワームの住む鍾乳洞、洞窟をめぐるというもの。鍾乳洞の説明は、いまいちよくわからないのですが、騙されたのが「この石は2週間前に天井から落ちたものです。落ちやすくなっているので、気をつけてください」「リアリー?」「ウソです。」
こちらのガイドは、結構そういう冗談が好きで、英語が苦手な僕は、どこまでジョークかわからないんですよね。30分ほど歩いて、ボートに乗せて、真っ暗な川を漂っていきます。
カメラや騒音は厳禁とのことで皆で息を潜める。そうすると、だんだん天井にグローワームの群れが星空のように光って見えてくる。プラネタリウムみたいに、とても幻想的で素晴らしい。とても、不思議な10分間でした。
 
ホテルに戻り、荷物をとって、長距離バスにのる。さて、オークランドへと思っていたら、すぐに止まる。ジャーマンラビット(毛の長いウサギ)の小屋で、ちょっと観光です。
このジャーマンラビットの毛を刈って、帽子やコートができるのですが、この小屋では、その毛狩りのシーンを見ることができます。
これが、凄い。
ウサギの両手、両足をしばって、体を伸ばして刈っていくのですが、まさにケツの毛までむしられるとはこの事。尻尾の部分まで切られて、なんかむちゃくちゃ哀れな姿になっていく。
夢中になって見てしまいました。
さて、バスに戻るかと思ったら、バスがない・・・
おいおい、時間はまだ大丈夫なはずだろうが。と、ここで怒ってもしょうがないので、店の人に理由を話して電話を貸してもらうように頼むと、「バスは昼食のためにカフェによっているから、そこまで送ってあげる」と言ってくれます。
ありがとう。
まさか、1週間に二回もヒッチハイクみたいな真似をするとは思ってませんでしたが、本当にありがたい。「こんなことがあっても、ワイトモは嫌いにならないでね」と言われたが、こんな親切にしてもらって、誰が嫌いになりますか。
で、カフェに到着。
運転手につめよると「ああ、乗っていないのは知っていたさ。次は、30分後にバスの前にいてくれ」とか、言いやがります。こっちの人は本当に謝りません。なんやかやと、言い訳をします。30分後バスに乗り込むと、白々しく名簿を見ながら客のチェックをしていきます。今までしなかったくせに。運転手と眼があったので、親指たてて「グッド!」と言うと、ニヤリと笑って返しやがりました。
ワイトモから3時間ほどバスに乗って、オークランドに到着。
オークランドで、買い物と夕飯を楽しんで、ホテルへ。
7日目
朝、5時に起きて、シャトルバスでオークランド空港に。ちゃっかり30分遅れて、飛行機が出発。さすが、エアニュージー
成田についたら、30度の熱さ。ニュージーが10度くらいだったので、気持ち悪くなりました。
そんな感じで、旅行記は終了。そのうち、ニュージーランドのアレコレをまとめて書こうと思います。